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manページ  — ATRUN

名称

atrun – ジョブキューのなかから予定時刻になったものを実行

内容

書式


atrun [-l load_avg] [-d]

解説

atrun コマンドは at(1) でキューに入れたジョブを実行するコマンドです。

atrun が 5 分毎に起動されるようにするために、 root の crontab(5) ファイル /etc/crontab に、

*/5     *       *       *       *       root    /usr/libexec/atrun

という設定を含めておく必要があります。

呼び出しが起きるたびに atrun は、小文字のキューの中のジョブのうち、 実行開始時間を過ぎたものすべてを開始します。 さらに、直前の 1 分間の負荷平均値 (load avarage) が指定した限界値より小さい場合、 優先順位が最も高いバッチジョブ (大文字のキューで表されます) ひとつを 開始します。

オプション

-l load_avg
  負荷の上限を指定します。 負荷がこの上限を越えている場合、バッチジョブは実行されません。 組み込みのデフォルトの値は 1.5 です。
-d
  デバッグ用。 syslog(3) を使う代わりに標準エラー出力にエラーメッセージを表示します。

警告

atrun を動かすためには cron(8) デーモンを起動しておく必要があります。

関連ファイル

/var/at/spool
  出力ファイルを保管しておくディレクトリ
/var/at/jobs ジョブファイルを保管しておくディレクトリ

関連項目

at(1), crontab(1), syslog(3), crontab(5), cron(8)

バグ

atrun の機能は cron(8) に統合されるべきです。

ATRUN (8) April 12, 1995

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