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manページ  — QUOT

名称

quot – 各ユーザの利用しているディスク領域を表示する

内容

書式


quot [-acfhknv] [filesystem ...]

解説

quot ユーティリティは、 各ローカルユーザのディスク利用に関する統計情報を集めるために使われます。

以下のオプションが利用可能です。
-a
  全てのマウントされたファイルシステムに関する統計情報を与えます。
-c
  一行毎に 3 つのカラムを使って、ファイルあたりのブロック数と、 この分類に含まれるファイルの数と、このサイズ以下の ファイルのブロック総数を集計します。
-f
  個々のユーザに対して、ファイル数と利用されているスペースを表示します。
-h
  個々のファイルのサイズに基づいて、ブロック数を推定します。 これは、(ファイル中の穴を計算しないので) 正しい結果を与えないうえ、 高速でもないので、お勧めしません。
-k
  報告する数値をキロバイト数にします。 デフォルトでは、全てのサイズは 512 バイト/ブロックで報告されます。
-n
  標準入力から inode の一覧を (いくつかのオプションデータを加えて 1 行で) 与えることで、個々のファイルに対して持ち主を (入力行で与えられた残りの情報と共に) 表示します。 これは歴史的にはパイプ中で以下のように使われました。

ls -i | sed -e 's,^  *,,' | sort -k 1n | quot -n filesystem

ファイルの報告とその持ち主を手に入れます。

-v
  デフォルトの出力に加えて、30, 60, 90 日間アクセスされていないファイルの数 を報告します。

環境変数

BLOCKSIZE
  環境変数 BLOCKSIZE が設定されており、 -k オプションが指定されていない時、ブロックカウントはこのブロックサイズの単位 で表示されます。

バグ

ncheck (前記の例の ls よりはるかに使える) は FreeBSD には存在しません :-)

関連項目

df(1), quota(1), getmntinfo(3), fstab(5), mount(8)

歴史

この quot の実装は、 Wolfgang Solfrank / TooLs GmbH によって行われました。

QUOT (8) February 8, 1994

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