ckdist
ユーティリティは「チェックサム」ファイルを読みます
(このファイルはソフトウェアディストリビューションの構成要素を
正確に特定していると仮定しています)。次に、このコマンドは、それぞれ
の構成ファイルのチェックサムを検証することでディストリビューション
が完全なことを証明します。MD5 (128 ビットの「メッセージの要約」) および
(32 ビット CRC) チェックサムフォーマットである .inf の両方を利用することが
出来ます。
演算項である
file
は通常ファイルかディレクトリを参照することが許されます。
ファイル名が "md5" か、拡張子が ".md5" や ".inf" である通常ファイルは、
それぞれの名称が示すタイプのファイルであると想定されます。
これら以外の場合には、フォーマットはその内容により決められます。
ディレクトリが指定された場合には、そのディレクトリを検索して、適切な
名前のファイルだけを探します。
オプションは次のようになります:
-a
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何のエラーが検出されたか、だけでなく、ディストリビューションの
すべての構成要素について報告を行います。
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-i
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ディストリビューションの構成要素で存在しないものは、無視します。
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-r
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指定されたディレクトリを再帰的に探索します。
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-s
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アクセス出来ないチェックサムファイルやディレクトリに
ついてのメッセージを抑止します。
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-x
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ディストリビューションの構成要素が存在していることを
検証します。(そして又、.inf ファイルの場合にはファイルの
大きさを検査します)。しかし、実際にチェックサムを計算
して比較する、時間のかかる段階は、省略します。
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-d dir
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ディストリビューションの構成要素をこの
dir
ディレクトリの中で
探します。
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-n name
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name
というファイル名を用いてディストリビューションの
構成要素を探します。.inf 拡張子のファイル構成要素にアクセス
するときはファイル名に適切な拡張子を付け加えます。
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-t type
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すべての指定されたチェックサムファイルは、フォーマットが
type
であると仮定します。このフォーマットのファイルだけを探して、
ディレクトリを検索します。(このフォーマットの
type
は "md5" か "inf" のいずれかです)。
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