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manページ  — IPCRM

名称

ipcrm – 指定したメッセージキュー、セマフォセット、共有セグメントを削除する

内容

書式


ipcrm [-q msqid] [-m shmid] [-s semid] [-Q msgkey] [-M shmkey] [-S semkey] ...

解説

ipcrm ユーティリティは、指定したメッセージキュー、セマフォ、共有メモリセグメントを 削除します。これらの System V IPC オブジェクトは、 作成時につけられるID、もしくはキーで指定することができます。

次のようなオプションにて、削除する IPC オブジェクトを指定します。 これらのオプションはいくつでも組み合わせて使用することができます:
-q msqid
  msqid で指定した ID のメッセージキューを削除します。
-m shmid
  shmid で指定した ID の共有メモリセグメントに対し、削除マークを付けます。 このマークが付けられた共有メモリは、最後のプロセスがデタッチした後、 解放されます。
-s semid
  semid で指定した ID のセマフォセットを削除します。
-Q msgkey
  msgkey で指定したキーに対応するメッセージキューを削除します。
-M shmkey
  shmkey で指定したキーに対応する共有メモリセグメントに対し、削除マークをつけます。 このマークが付けられた共有メモリは、最後のプロセスがデタッチした後、 解放されます。
-S semkey
  semkey で指定したキーに対応するセマフォセットを削除します。

System V IPC オブジェクトの ID とキーは、 ipcs(1) を使って知ることができます。

関連項目

ipcs(1)

IPCRM (1) August 8, 1994

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UNIX has been evolving feverishly for close to 30 years, sort of like bacteria in a cesspool — only not as attractive
— John Levine, "Unix for Dummies"