lp
ユーティリティは
IEEE Std 1003.2 ("
POSIX.2")
規格で必要とされるプリントスプーラのフロントエンドです。実際には
本ユーティリティは、適切な引数をつけて
lpr(1)
を起動します。
通常、
本ユーティリティ
は指定されたファイルをターゲットとするプリンタでプリントします。
以下のオプションを使用可能です:
-c
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入力ファイルにそれ以上アクセスする必要がなくなるまで
lp
は終了しません。
lp
が終了すると、アプリケーションはプリント出力処理に影響を与えることなく、
ファイルを安全に削除あるいは修正できます。
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-d dest
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特定のプリンタを指定します。
コマンドラインに
-d
オプションが指定されない場合、環境変数
LPDEST
あるいは
PRINTER
の値が
(この順で)
用いられます。
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-n num
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指定された各ファイルを
num
部ずつプリント出力します。
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-o option
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プリンタ固有のオプションです。
SVR との互換性のためだけに提供されているオプションであり、
サポートされていません。
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-s
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黙って動作します。
Version 2 of the Single UNIX Specification
との互換性のためだけに提供されているオプションであり、
サポートされていません。
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