time
ユーティリティは、指定された
utility
を実行し、処理に要した時間を計測します。
utility
の実行を終えると、
実行開始から実際に経過した時間、
utility
の実行に要した時間、
システムのオーバヘッドに費された時間を、(秒単位で) 標準エラー出力に出力します。
使用可能なオプションは次の通りです:
-a
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-o
が使用されている場合、上書きするのではなく、指定されたファイルに追加します。
-o
が使用されていない場合には、このオプションは効果ありません。
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-h
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人に優しい書式で時刻を表示します。
時刻は、分や時間等の適切な書式で表示されます。
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-l
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デフォルトの出力に加え、
rusage
構造体の内容を表示します。
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-o file
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出力を標準エラー出力ではなく
file
に対して行います。
file
が存在し、
-a
フラグが指定されなかった場合、ファイルは上書きされます。
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-p
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POSIX.2 に従った出力を、
time
にさせます (各時間が各行に表示されます)。
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シェルによっては、本ユーティリティと似たまたは同じ、組み込みの
time
コマンドを提供しているものがあります。
builtin(1)
マニュアルページを参照してください。