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manページ  — LGAMMA

名称

lgamma, lgammaf, gamma, gammaf – ガンマ関数およびガンマ関数の対数計算

内容

ライブラリ

Math Library (libm, -lm)

書式


#include <math.h>
extern int signgam;


double
lgamma(double x);

float
lgammaf(float x);

double
gamma(double x);

float
gammaf(float x);

解説

lgamma(x) および lgammaf(x) は x のガンマ関数の自然対数を返します。

外部変数 signgam には x のガンマ関数の符号が返されます。

gamma(x) および gammaf(x) では signgam は使用されません。

特記事項

g := Γ(x) の計算において "signam*exp(lgamma(x))" のような記述は不適切です。 以下のような (C 言語) プログラムコーディングにします。
lg = lgamma(x); g = signam*exp(lg);

signgam は、 lgamma() あるいは lgammaf() の処理が完了した段階でないと正しい値を得ることができません。

引数の値域については、 gamma() および gammaf() のものが優先されます。 正値引数の場合は全ての計算要素まで正確に計算されます。 lgamma() のベキ指数の有効サイズは 2 の 10 乗までです。

戻り値

gamma(), gammaf(), lgamma(), および lgammaf() は引数の値が適正な範囲であれば正しい結果を返します。 制限を越えた大きな桁の正整数値や負符号の 整数値を指定すると桁あふれエラーとなります。 VAX では、予約語のオペレータが返され、 負の大きな非整数値に関しては gamma() 関数でアンダフローエラーが発生し、 errnoERANGE がセットされます。

関連項目

math(3)

歴史

lgammaBSD 4.3 に実装された関数です。 gammaBSD 4.4 に実装された関数です。 gamma() の名称は関数名 lgamma() の元になっていますが、 旧いコードの部分では互換性が失われている場合もあります。

LGAMMA (3) December 3, 1992

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