総合手引 | セクション 3 | English | オプション |
#include <sys/types.h>
#include <sys/sysctl.h>
以降で明確に記載した場合を除いて、 sysctl() は、要求されたデータの一貫した スナップショットを返します。一貫性を保つために、メモリへの宛先バッファが ロックされるので、データはブロックなしにコピーできます。 sysctl() の呼び出しはデッドロックを回避するためにシリアル化されています。
状態は ``管理情報ベース'' (Management Information Base、MIB) スタイルの名前を使用して記述され、 name にリストされます。 name は長さが namelen の整数の配列です。
sysctlbyname() 関数は、名前の ASCII 表現を受け入れ、整数の名前ベクトルを 内部的に検索します。それ以外は、標準の sysctl() 関数と同じように機能します。
情報は oldp で指定したバッファにコピーされます。バッファのサイズは、呼び 出しの前に oldlenp で指定した位置で与えられます。この位置は、呼び出しが 正常に完了した後およびエラーコード ENOMEM で返った後にコピーされるデータの 量を与えます。利用できるデータの量が指定のバッファサイズより大きい場合、 呼び出しは、指定バッファにちょうど入る量のデータだけを与え、エラーコード ENOMEM で返ります。古い値が不要な場合は、 oldp と oldlenp を NULL に 設定してください。
利用できるデータのサイズを決定するには、 oldp に NULL パラメータを指定して sysctl() を呼び出します。利用できるデータのサイズが、 oldlenp の指す位置に 返されます。操作によっては空間の量が頻繁に変化することがあります。 そのような操作の場合、システムは量を切り上げようとします。返されたサイズ が、その後まもなくデータを返す呼び出しに十分であるようにするためです。
新しい値を設定するため、 newp は、長さが newlen のバッファを指すように 設定されます。このバッファから、要求された値が取得されます。新しい値が 設定されないと、 newp は NULL に設定され、 newlen は 0 に設定されます。
sysctlnametomib() 関数は、ASCII 表現の名前を受け付け、 整数の名前ベクトルを検索し、 mibp で指される mib 配列中に、数値表現を格納して返します。 mib 配列中の要素数は、呼び出し前に sizep で指定された場所が与えます。 呼び出しが成功した後には、この場所には、コピーされた要素数が与えられます。 結果の mib と size は、後で sysctl() 呼び出しに使用して、 要求した ASCII 名に関連付けられているデータを取得可能です。 同じ名前の変数を繰り返し要求するアプリケーションが使用することを、 このインタフェースは意図しています ( sysctl() 関数は、 sysctlbyname() 関数で実現される要求と同じことを、約 1/3 の時間で実行します)。 sysctlbyname() 関数は、 mib の前置詞を取得してこれに最後の構成要素を付加するためにも有用です。 例えば、PID が 100 未満のプロセスのプロセス情報を取得するには、 次のようにします:
int i, mib[4]; size_t len; struct kinfo_proc kp;/* Fill out the first three components of the mib */ len = 4; sysctlnametomib("kern.proc.pid", mib, &len);
/* Fetch and print entries for pid's < 100 */ for (i = 0; i < 100; i++) { mib[3] = i; len = sizeof(kp); if (sysctl(mib, 4, &kp, &len, NULL, 0) == -1) perror("sysctl"); else if (len > 0) printkproc(&kp); }
1 番上のレベルの名前は < sys/sysctl.h> に CTL_ 接頭語付きで定義されます。 次のとおりです。次のレベルおよびそれ以下のレベルは、ここにリストする インクルードファイル内にあり、以降の個別のセクションで説明します。
名前 Ta 次のレベル名 | 解説 |
CTL_DEBUG Ta sys/sysctl.h | デバッグ |
CTL_VFS Ta sys/mount.h | ファイルシステム |
CTL_HW Ta sys/sysctl.h | 一般的な CPU, I/O |
CTL_KERN Ta sys/sysctl.h | カーネルの最高限界 |
CTL_MACHDEP Ta sys/sysctl.h | マシン依存 |
CTL_NET Ta sys/socket.h | ネットワーク |
CTL_USER Ta sys/sysctl.h | ユーザレベル |
CTL_VM Ta vm/vm_param.h | 仮想メモリ |
たとえば、システムで許容されるプロセスの最大数を取り出す方法は 次のとおりです。
int mib[2], maxproc; size_t len;mib[0] = CTL_KERN; mib[1] = KERN_MAXPROC; len = sizeof(maxproc); sysctl(mib, 2, &maxproc, &len, NULL, 0);
システムユーティリティの標準検索パスを取り出す方法は次のとおりです。
int mib[2]; size_t len; char *p;mib[0] = CTL_USER; mib[1] = USER_CS_PATH; sysctl(mib, 2, NULL, &len, NULL, 0); p = malloc(len); sysctl(mib, 2, p, &len, NULL, 0);
int dospecialcheck = 1; struct ctldebug debug5 = { "dospecialcheck", &dospecialcheck };
第 2 レベル名 Ta タイプ | 変更可能 |
HW_MACHINE Ta ストリング | いいえ |
HW_MODEL Ta ストリング | いいえ |
HW_NCPU Ta 整数 | いいえ |
HW_BYTEORDER Ta 整数 | いいえ |
HW_PHYSMEM Ta 整数 | いいえ |
HW_USERMEM Ta 整数 | いいえ |
HW_PAGESIZE Ta 整数 | いいえ |
HW_FLOATINGPOINT Ta 整数 | いいえ |
HW_MACHINE_ARCH Ta ストリング | いいえ |
HW_MACHINE | |
マシンクラス | |
HW_MODEL | |
マシンモデル | |
HW_NCPU | |
CPU の数 | |
HW_BYTEORDER | |
バイト順 (4,321、または 1,234) | |
HW_PHYSMEM | |
物理メモリのバイト | |
HW_USERMEM | |
カーネルでないメモリのバイト | |
HW_PAGESIZE | |
ソフトウェアのページサイズ | |
HW_FLOATINGPOINT | |
浮動小数点サポートがハードウェアにある場合はゼロでない | |
HW_MACHINE_ARCH | |
マシンはアーキテクチャタイプに依存 | |
第 2 レベル名 Ta タイプ | 変更可能 |
KERN_ARGMAX Ta 整数 | いいえ |
KERN_BOOTFILE Ta ストリング | はい |
KERN_BOOTTIME Ta struct timeval | いいえ |
KERN_CLOCKRATE Ta struct clockinfo | いいえ |
KERN_FILE Ta struct file | いいえ |
KERN_HOSTID Ta 整数 | はい |
KERN_HOSTNAME Ta ストリング | はい |
KERN_JOB_CONTROL Ta 整数 | いいえ |
KERN_MAXFILES Ta 整数 | はい |
KERN_MAXFILESPERPROC Ta 整数 | はい |
KERN_MAXPROC Ta 整数 | いいえ |
KERN_MAXPROCPERUID Ta 整数 | はい |
KERN_MAXVNODES Ta 整数 | はい |
KERN_NGROUPS Ta 整数 | いいえ |
KERN_NISDOMAINNAME Ta ストリング | はい |
KERN_OSRELDATE Ta 整数 | いいえ |
KERN_OSRELEASE Ta ストリング | いいえ |
KERN_OSREV Ta 整数 | いいえ |
KERN_OSTYPE Ta ストリング | いいえ |
KERN_POSIX1 Ta 整数 | いいえ |
KERN_PROC Ta struct proc | いいえ |
KERN_PROF Ta node | 適用不可 |
KERN_QUANTUM Ta 整数 | はい |
KERN_SAVED_IDS Ta 整数 | いいえ |
KERN_SECURELVL Ta 整数 | 累乗のみ |
KERN_UPDATEINTERVAL Ta 整数 | いいえ |
KERN_VERSION Ta ストリング | いいえ |
KERN_VNODE Ta struct vnode | いいえ |
KERN_ARGMAX | |||||||||||||||
execve(2) への引数の最大バイト数 | |||||||||||||||
KERN_BOOTFILE | |||||||||||||||
カーネルがロードされた元のファイルの完全なパス名 | |||||||||||||||
KERN_BOOTTIME | |||||||||||||||
struct timeval 構造が返されます。この構造には、システムが起動された時刻が 入れられます。 | |||||||||||||||
KERN_CLOCKRATE | |||||||||||||||
struct clockinfo 構造が返されます。この構造には、クロック、統計クロック、 およびプロファイル化クロック頻度、マイクロ秒 /hz チック、およびねじれレート が入れられます。 | |||||||||||||||
KERN_FILE | |||||||||||||||
ファイルテーブル全体を返します。返されたデータは、 1 つの struct filehead に struct file の配列が続いたものになります。ファイルのサイズは、 システム内のそのようなオブジェクトの現在の数で決まります。 | |||||||||||||||
KERN_HOSTID | |||||||||||||||
ホスト ID を取得または設定します。 | |||||||||||||||
KERN_HOSTNAME | |||||||||||||||
ホスト名を取得または設定します。 | |||||||||||||||
KERN_JOB_CONTROL | |||||||||||||||
このシステムで情報制御が利用できる場合は 1 を返します。そうでない場合は 0 を返します。 | |||||||||||||||
KERN_MAXFILES | |||||||||||||||
システムで開けるファイルの最大数 | |||||||||||||||
KERN_MAXFILESPERPROC | |||||||||||||||
1 つのプロセスについて開けるファイルの最大数。この制限が適用されるのは、 開くという要求があった時点で、ゼロでない有効な uid のあるプロセスだけです。 制限または有効な uid が変更されても、既に開かれているファイルは影響を受けません。 | |||||||||||||||
KERN_MAXPROC | |||||||||||||||
システム内で許される同時プロセスの最大数 | |||||||||||||||
KERN_MAXPROCPERUID | |||||||||||||||
1 つの有効な uid についてシステムが許容する同時プロセスの最大数。この限界が 適用されるのは、フォーク要求の時点で、ゼロでない有効な uid のあるプロセス だけです。限界が変更されても、既に開始されているプロセスは影響を 受けません。 | |||||||||||||||
KERN_MAXVNODES | |||||||||||||||
システムで利用できる vnode の最大数 | |||||||||||||||
KERN_NGROUPS | |||||||||||||||
補充グループの最大数 | |||||||||||||||
KERN_NISDOMAINNAME | |||||||||||||||
現在の YP/NIS ドメインの名前 | |||||||||||||||
KERN_OSRELDATE | |||||||||||||||
システムのリリース日付。形式は YYYYMM (1996 年 1 月は 199601 と コード化されます )。 | |||||||||||||||
KERN_OSRELEASE | |||||||||||||||
システムリリースストリング | |||||||||||||||
KERN_OSREV | |||||||||||||||
システム改訂ストリング | |||||||||||||||
KERN_OSTYPE | |||||||||||||||
システムタイプストリング | |||||||||||||||
KERN_POSIX1 | |||||||||||||||
システムが準拠しようとしている IEEE Std 1003.1 ("POSIX.1") のバージョン | |||||||||||||||
KERN_PROC | |||||||||||||||
プロセステーブル全体またはそのサブセットを返します。
struct kinfo_proc
構造の配列が返され、配列のサイズはシステム内のそのようなオブジェクトの
現在の数で決まります。第
3 レベルと第
4 レベルは次のとおりです。
| |||||||||||||||
KERN_PROF | |||||||||||||||
カーネルに関するプロファイル化情報を返します。カーネルをプロファイル化用に
コンパイルしないと、
KERN_PROF
値を取り出そうとしても、
ENOENT
で処理は失敗します。ストリング用の第
3 レベル名および整数プロファイル化情報について
以下に詳しく説明します。
(
変更可能性の列は、該当する特権のあるプロセスが値を
変更できるかどうかを示します。
変数は次のとおりです。 | |||||||||||||||
GPROF_STATE | |||||||||||||||
GMON_PROF_ON または GMON_PROF_OFF を返して、プロファイル化が 進行中であるか、または停止しているかを示します。 | |||||||||||||||
GPROF_COUNT | |||||||||||||||
統計プログラムカウンタカウントの配列 | |||||||||||||||
GPROF_FROMS | |||||||||||||||
呼び出し点のプログラムカウントでインデックス処理された配列 | |||||||||||||||
GPROF_TOS | |||||||||||||||
呼び出しの宛先とそのカウントを記述する struct tostruct の配列 | |||||||||||||||
GPROF_GMONPARAM | |||||||||||||||
上記の配列のサイズを指定する構造 | |||||||||||||||
KERN_QUANTUM | |
他プロセスが実行待ち行列にいる場合において あるプロセスが取り上げられずに実行し続けられる最大期間を、 ミリ秒単位で示します。 | |
KERN_SAVED_IDS | |
保存された set-group および保存された set-user ID が利用できる場合は 1 を 返します。 | |
KERN_SECURELVL | |
システムのセキュリティレベル。このレベルは、該当する特権のあるプロセス によって上げることができます。下げることはできません。 | |
KERN_VERSION | |
システムバージョンストリング | |
KERN_VNODE | |
vnode テーブル全体を返します。 vnode テーブルは必ずしもシステムの一貫した スナップショットではないことに注意してください。返されるデータは配列で 構成され、配列のサイズは、システム内のそのようなオブジェクトの現在の数で 決まります。配列の各要素に含まれるのは、 vnode のカーネルアドレス struct vnode * に vnode 自体 struct vnode が続いたものです。 | |
第 2 レベル名 Ta タイプ | 変更可能 |
CPU_CONSDEV Ta dev_t | いいえ |
CPU_ADJKERNTZ Ta 整数 | はい |
CPU_DISRTCSET Ta 整数 | はい |
CPU_BOOTINFO Ta struct bootinfo | いいえ |
CPU_WALLCLOCK Ta 整数 | はい |
第 2 レベル名 Ta タイプ | 変更可能 |
PF_ROUTE Ta ルーティングメッセージ | いいえ |
PF_INET Ta IPv4 値 | はい |
PF_INET6 Ta IPv6 値 | はい |
PF_ROUTE | |||||||||||||||
ルーティングテーブル全体またはそのサブセットを返します。データは、
ルーティングメッセージのシーケンスとして返されます
(
ヘッダファイル、形式、
および意味については
route(4)
を参照
)。各メッセージの長さはメッセージヘッダ
に組み込まれています。
第 3 レベル名はプロトコル番号で、現時点では必ず 0 です。第 4 レベル名は アドレスファミリで、これを 0 に設定するとすべてのアドレスファミリを 選択できます。第 5 レベル名と第 6 レベル名は次のとおりです。
| |||||||||||||||
PF_INET | |||||||||||||||
IPv4 (インターネットプロトコルバージョン 4)
に関する各種のグローバルな情報を取得または
設定します。第
3 レベル名はプロトコルです。第
4 レベル名は変数名です。
現時点で定義されているプロトコルと名前は次のとおりです。
変数は次のとおりです。 | |||||||||||||||
icmp.bmcastecho | |||||||||||||||
ブロードキャストまたはマルチキャストのアドレスへの ICMP エコー要求が 応答される必要がある場合は 1 を返します。 | |||||||||||||||
icmp.maskrepl | |||||||||||||||
ICMP ネットワークマスク要求が応答される必要がある場合は 1 を返します。 | |||||||||||||||
ip.forwarding | |||||||||||||||
IP 転送がホストについて有効なときは 1 を返します。つまり、ホストがルータ として機能しているときです。 | |||||||||||||||
ip.redirect | |||||||||||||||
ICMP 再転送がホストによって送信できるときは 1 を返します。このオプション は、ホストが IP パケットをルーティングしていない場合は無視されます。また、 このオプションは通常、すべてのシステムで有効にしておく必要があります。 | |||||||||||||||
ip.ttl | システムがソースになっている IP パケットの最大寿命 ( ホップ数 ) 値。この値は 通常のトランスポートプロトコルに適用されます。 ICMP にではありません。 | ||||||||||||||
udp.checksum | |||||||||||||||
UDP
チェックサムが計算およびチェックされているときは
1 を返します。
UDP
チェックサムを無効にすることは、強く非推奨です。
変数 net.inet.*.ipsec については ipsec(4) [英語] を参照してください。 | |||||||||||||||
PF_INET6 | |
IPv6 (インターネットプロトコルバージョン 6)
に関する各種のグローバルな情報を取得または
設定します。
第 3 レベル名はプロトコルです。
第 4 レベル名は変数名です。
変数 net.inet6.* については inet6(4) [英語] を参照してください。 変数 net.inet6.*.ipsec6 については ipsec(4) [英語] を参照してください。 | |
第 2 レベル名 Ta タイプ | 変更可能 |
USER_BC_BASE_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_BC_DIM_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_BC_SCALE_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_BC_STRING_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_COLL_WEIGHTS_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_CS_PATH Ta ストリング | いいえ |
USER_EXPR_NEST_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_LINE_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_POSIX2_CHAR_TERM Ta 整数 | いいえ |
USER_POSIX2_C_BIND Ta 整数 | いいえ |
USER_POSIX2_C_DEV Ta 整数 | いいえ |
USER_POSIX2_FORT_DEV Ta 整数 | いいえ |
USER_POSIX2_FORT_RUN Ta 整数 | いいえ |
USER_POSIX2_LOCALEDEF Ta 整数 | いいえ |
USER_POSIX2_SW_DEV Ta 整数 | いいえ |
USER_POSIX2_UPE Ta 整数 | いいえ |
USER_POSIX2_VERSION Ta 整数 | いいえ |
USER_RE_DUP_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_STREAM_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_TZNAME_MAX Ta 整数 | いいえ |
USER_BC_BASE_MAX | |
bc(1) ユーティリティ内の最大 ibase/obase 値 | |
USER_BC_DIM_MAX | |
bc(1) ユーティリティ内の最大配列サイズ | |
USER_BC_SCALE_MAX | |
bc(1) ユーティリティ内の最大スケール値 | |
USER_BC_STRING_MAX | |
bc(1) ユーティリティ内の最大ストリング長 | |
USER_COLL_WEIGHTS_MAX | |
ロケール定義ファイル内の LC_COLLATE 順序キーワードのエントリに割り 当てできる重みの最大数 | |
USER_CS_PATH | |
すべての標準ユーティリティを検出する環境変数 PATH の値を返します。 | |
USER_EXPR_NEST_MAX | |
expr(1) ユーティリティによって、丸括弧内にネストできる式の最大数 | |
USER_LINE_MAX | |
テキスト処理ユーティリティ入力行の最大長 ( バイト単位 ) | |
USER_POSIX2_CHAR_TERM | |
IEEE Std 1003.2 ("POSIX.2") に記述されたすべての操作ができる少なくとも 1 つの端末タイプを システムがサポートする場合は 1 を返します。そうでない場合は 0 を返します。 | |
USER_POSIX2_C_BIND | |
システムの C 言語開発機能が、 C 言語バインディングオプションをサポートする 場合は 1 を返します。そうでない場合は 0 を返します。 | |
USER_POSIX2_C_DEV | |
システムが C 言語開発ユーティリティオプションをサポートする場合は 1 を 返します。そうでない場合は 0 を返します。 | |
USER_POSIX2_FORT_DEV | |
システムが FORTRAN 開発ユーティリティオプションをサポートする場合は 1 を 返します。そうでない場合は 0 を返します。 | |
USER_POSIX2_FORT_RUN | |
システムが FORTRAN ランタイムユーティリティオプションをサポートする場合は 1 を返します。そうでない場合は 0 を返します。 | |
USER_POSIX2_LOCALEDEF | |
システムがロケールの作成をサポートする場合は 1 を返します。そうでない場合は 0 を返します。 | |
USER_POSIX2_SW_DEV | |
システムがソフトウェア開発ユーティリティオプションをサポートする場合は 1 を 返します。そうでない場合は 0 を返します。 | |
USER_POSIX2_UPE | |
システムがユーザポータビリティ・ユーティリティオプションをサポートする 場合は 1 を返します。そうでない場合は 0 を返します。 | |
USER_POSIX2_VERSION | |
システムが準拠しようとしている IEEE Std 1003.2 ("POSIX.2") のバージョン | |
USER_RE_DUP_MAX | |
間隔表記を使用しているときに、許容される正規表現の反復発生の最大数 | |
USER_STREAM_MAX | |
プロセスが同時に開いておけるストリームの最大数の最小 | |
USER_TZNAME_MAX | |
時間帯の名前についてサポートされるタイプの最大数の最小 | |
第 2 レベル名 Ta タイプ | 変更可能 |
VM_LOADAVG Ta struct loadavg | いいえ |
VM_METER Ta struct vmtotal | いいえ |
VM_PAGEOUT_ALGORITHM Ta 整数 | はい |
VM_SWAPPING_ENABLED Ta 整数 | おそらく |
VM_V_CACHE_MAX Ta 整数 | はい |
VM_V_CACHE_MIN Ta 整数 | はい |
VM_V_FREE_MIN Ta 整数 | はい |
VM_V_FREE_RESERVED Ta 整数 | はい |
VM_V_FREE_TARGET Ta 整数 | はい |
VM_V_INACTIVE_TARGET Ta 整数 | はい |
VM_V_PAGEOUT_FREE_MIN Ta 整数 | はい |
VM_LOADAVG | |
負荷平均履歴を返します。返されたデータは struct loadavg で構成されます。 | |
VM_METER | |
システム全体に渡る仮想メモリ統計を返します。返されたデータは struct vmtotal で構成されます。 | |
VM_PAGEOUT_ALGORITHM | |
統計ベースの管理アルゴリズムが使用される場合は 0 です。 近 LRU ( near-LRU ) アルゴリズムが使用される場合は 1 です。 | |
VM_SWAPPING_ENABLED | |
プロセススワップが有効な場合は 1 です。無効な場合は 0 です。スワップを 無効にしてカーネルが構築された場合、この変数は永続的に 0 に設定されます。 | |
VM_V_CACHE_MAX | |
キャッシュ待ち行列の最大希望サイズ | |
VM_V_CACHE_MIN | |
キャッシュ待ち行列の最小希望サイズ。キャッシュ待ち行列のサイズがこの 値よりはるかに低いと、ページアウトデーモンが起動されます。 | |
VM_V_FREE_MIN | |
メモリを待っているプロセスが起動する前に、利用できるようになる必要のある メモリの最小量 ( キャッシュメモリ+空きメモリ )。 | |
VM_V_FREE_RESERVED | |
空きページとキャッシュページがこの値より低いと、プロセスは ページアウトデーモンを起動し、メモリを待機します。 | |
VM_V_FREE_TARGET | |
ページアウトデーモンが維持しようとする空きメモリの合計量 ( キャッシュメモリを 含む )。 | |
VM_V_INACTIVE_TARGET | |
ページアウトデーモンが、実行されるときに、到達する必要のあるアクティブ でないページの希望数。アクティブでないページは、必要なときに、 プロセスアドレス内に素早く挿入できます。 | |
VM_V_PAGEOUT_FREE_MIN | |
空きメモリとキャッシュメモリの量がこの値より低い場合、ページアウトデーモン はデッドロックを避けるために "メモリ維持モード" に入ります。 | |
[EFAULT] | |
バッファ name、 oldp、 newp、または長さポインタ oldlenp に無効な アドレスが含まれています。 | |
[EINVAL] | |
name 配列が 2 未満であるか、または CTL_MAXNAME より大きくなっています。 | |
[EINVAL] | |
NULL でない newp が指定され、 newlen 内の指定の長さが 大きすぎるかまたは小さすぎます。 | |
[ENOMEM] | |
oldlenpis が指す長さが短すぎて、要求された値を保持できません。 | |
[ENOTDIR] | |
name 配列が、端の名前ではなく、中間の名前を指定しています。 | |
[EISDIR] | |
name 配列が端の名前を指定していますが、実際の名前は端ではありません。 | |
[ENOENT] | |
name 配列が未知の値を指定しています。 | |
[EPERM] | |
読み取り専用値を設定しようとしました。 | |
[EPERM] | |
該当する特権のないプロセスが値を設定しようとしました。 | |
< sys/sysctl.h> | 1 番上のレベルの識別子の定義、 2 番めのレベルのカーネルおよび ハードウェア識別子、およびユーザレベル識別子 |
< sys/socket.h> | 第 2 レベルのネットワーク識別子の定義 |
< sys/gmon.h> | 第 3 レベルのプロファイル化識別子についての定義 |
< vm/vm_param.h> | 第 2 レベルの仮想メモリ識別子についての定義 |
< netinet/in.h> | 第 3 レベルの IPv4/IPv6 識別子と、 第 4 レベルの IPv4/IPv6 識別子についての定義 |
< netinet/icmp_var.h> | |
第 4 レベルの ICMP 識別子についての定義 | |
< netinet/icmp6.h> | 4 レベルの ICMPv6 識別子についての定義 |
< netinet/udp_var.h> | 第 4 レベルの UDP 識別子についての定義 |
SYSCTL (3) | January 23, 2001 |
総合手引 | セクション 3 | English | オプション |
このマニュアルページサービスについてのご意見は Ben Bullock にお知らせください。 Privacy policy.
“ | To err is human...to really foul up requires the root password. | ” |