tcdrain()
関数は、
fd
で参照される端末へ書込まれるすべての出力が端末に
転送されるまで待ちます。
tcflow()
関数は、
action
の値に応じて、
fd
で参照される端末へのデータの
送信またはその端末からのデータの受信を一時停止します。
action
の値は、
次のいずれかでなければなりません:
TCOOFF
|
|
出力を一時停止します。
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TCOON
|
|
一時停止した出力を再開します。
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TCIOFF
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端末がシステムへのデータ送信を停止するように、
STOP
キャラクタを送信します
(
termios(4) [英語]
の
‘Input Modes’
セクションの
IXOFF
の解説を
参照して下さい
)。
|
TCION
|
|
端末がシステムへのデータ送信を開始するように、
START
キャラクタ
を送信します
(
termios(4) [英語]
の
‘Input Modes’
セクションの
IXOFF
の解説を
参照してください
)。
|
tcflush()
関数は、
fd
で参照される端末へ書込まれるべきデータ
であるがまだ端末に送信されていないすべてのデータ、またはその端末から
受信したデータであるがまだ読み込んでいないすべてのデータを、
action
の値に
応じて廃棄します。
action
の値は、次のいずれかでなければなりません:
TCIFLUSH
|
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受信したが読み込んでいないデータを捨てます。
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TCOFLUSH
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書込んだが送信していないデータを捨てます。
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TCIOFLUSH
|
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受信したが読み込んでいないデータ、および書込んだが
送信していないデータの両方を捨てます。
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tcsendbreak()
関数は、0 値ビットの連続ストリームを
0.4
秒間の間
fd
で参照される端末へ送信します。
len
パラメータは、このシステムでは無視されます。