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vtimes() 関数は、現在のプロセスおよび現在のプロセスの終了した 子プロセスのアカウント情報を返します。 par_vm または ch_vm のどちらか一方、またはこれら両方は 0 でも構いません。この場合には、 非ゼロであるポインタについての情報のみが返されます。
この関数を呼び出した後は、各バッファにはインクルードファイル /usr/include/sys/vtimes.h の内容によって定義された次のような情報が 入ります。
struct vtimes { int vm_utime; /* user time (*HZ) */ int vm_stime; /* system time (*HZ) */ /* divide next two by utime+stime to get averages */ unsigned vm_idsrss; /* integral of d+s rss */ unsigned vm_ixrss; /* integral of text rss */ int vm_maxrss; /* maximum rss */ int vm_majflt; /* major page faults */ int vm_minflt; /* minor page faults */ int vm_nswap; /* number of swaps */ int vm_inblk; /* block reads */ int vm_oublk; /* block writes */ };
vm_utime および vm_stime のフィールドは、60 分の 1 秒 (ローカルの交流の周波数が 50 Hz の場合は 50 分の 1 秒) の単位でそれぞれユーザ時間と システム時間を示します。 vm_idrss および vm_ixrss は、メモリの使用度を測ります。それぞれ、 CPU 時間に対する使用メモリページの数を積分して 計算します。これらは、クロックが 1 回刻む度に 現在のメモリ使用(512 バイトページの単位で)を加算して、 離散的に計算したかのように示されます。ある プロセスがデータおよびスタックについて 1 cpu 秒に 5 コアページを使った場合は、 vm_idsrss は 5*60 の値を持ち、ここで vm_utime+vm_stime は 60 となります。 引数 Vm_idsrss はデータとスタックのセグメント使用度を積算し、 vm_ixrss はテキストセグメントの使用度を積算します。 Vm_maxrss 関数は、 テキスト+データ+スタックのコア駐在のページカウントの最大瞬間総和を 示します。
vm_majflt フィールドは、ディスク動作に結びついたページフォールトの数を 示します。 vm_minflt フィールドは、参照ビットのシミュレーションで引き起こされた ページフォールトの数を示します。 vm_nswap は、起こったスワップの数です。 ファイルシステムの入力/出力イベントの回数は、 vm_inblk および vm_oublk によって示されます。 これらの数字は、実際の I/O のみを数えます。 キャッシング機構によって供給されたデータは、そのデータを読み書きする最初の プロセスに対してのみ勘定されます。
BSD 4 | VTIMES (3) | June 4, 1993 |
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