tail head cat sleep
QR code linking to this page

manページ  — BRIDGE

名称

bridge – ブリッジのサポート

内容

解説

バージョン 2.2.8 からは、 FreeBSD はイーサネット型インタフェースでの ブリッジをサポートします。 これはカーネル設定ファイルで次のオプションを使うことで実現されます。
    options BRIDGE

そして 2 つの sysctl 変数で制御されます:

    net.link.ether.bridge

ブリッジを有効にするには 1 に設定し、無効にするには 0 に設定してください。

    net.link.ether.bridge_ipfw

ブリッジされたパケットに対して ipfw フィルタリングを有効にするには 1 に設定してください。 ipfw ルールは IP パケットに対してのみ適用されることに注意してください。 IP 以外のパケットはデフォルトの ipfw ルール(65535番)に従います。 ARP やその他の IP 以外のパケットがブリッジを通り抜けるようにしたい場合には、 これは allow ルールでなければなりません。

バグ

ブリッジのトポロジにループを作らないように気を付けねばなりません。 カーネルは、ループを検出したときにいくつかのインタフェースを無効にする、 原始的な形のループ検出機構しかサポートしていません。 スパニングツリーアルゴリズムを実現するデーモンのためのサポートは、 今のところ用意されていません。

ブリッジを有効にすると、インタフェースは無差別(promiscuous)モードになるので、 望ましくない通信を受信しフィルタではじく分、システムに負荷をかけます。

インタフェースのクラスタについて選択的にブリッジを有効にする拡張機能 については、まだ作業中です。

すべてのインタフェースがブリッジをサポートしているわけではありません。 現在 ``ed'', ``de'', ``ep'', ``fxp'', ``lnc'' インタフェースで動作します。

関連項目

ip(4), ipfw(8), sysctl(8)

歴史

bridge によるブリッジは FreeBSD 2.2.8 で Luigi Rizzo <luigi@iet.unipi.it> により導入されました。

BRIDGE (4) Sep 28, 1998

tail head cat sleep
QR code linking to this page


このマニュアルページサービスについてのご意見は Ben Bullock にお知らせください。 Privacy policy.

The number of UNIX installations has grown to 10, with more expected.
— UNIX Programming Manual, 1972