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mcd ドライバはディスク固有の ioctl() コマンド、すなわち DIOCGDINFO, DIOCGPART, DIOCWDINFO, DIOCSDINFO, コマンドに対して応答します。 他のディスク固有の ioctl() コマンドにはエラーを返すものもあるでしょう。
mcd ドライバは、特別な CD-ROM ioctl() コマンドに対しても応答します。これらのコマンドは、CD-ROM プレイヤの オーディオ機能を制御します。 コマンドは次の通りです:
CDIOCREADSUBCHANNEL | |
ディスクを再生中の現在の状態におけるサブチャネルの情報を取得します。 | |
CDIOCREADTOCHEADER | 目次ヘッダを取得します。 |
CDIOCREADTOCENTRYS | 全ての目次を取得します。 |
CDIOCPLAYTRACKS | 指定された位置において、オーディオ再生を始めます。 |
CDIOCPLAYBLOCKS | EINVAL エラーで失敗します。 |
CDIOCPLAYMSF | 指定された位置において、オーディオ再生を始めます。 |
CDIOCRESUME | あらかじめ一時停止したディスクの再生をレジュームします。 |
CDIOCPAUSE | ディスクの再生を一時停止します。 |
CDIOCSTART | ディスク再生を始めます。 |
CDIOCSTOP | あらかじめ再生中のディスクを停止します。 |
CDIOCEJECT | ディスクトレーをオープンします (クローズするコマンドはサポートされていません)。 |
CDIOCRESET | あらゆる再生を停止し、Mitsumi コントローラボードをリセットします。 |
CDIOCSETDEBUG | カーネルは mcd ドライバについてのデバッグメッセージをコンソールに出力します。 |
CDIOCCLRDEBUG | カーネルは mcd ドライバについてのデバッグメッセージの出力を終了します。 |
上記で定義した ioctl() コマンドは mcd ドライバがサポートするコマンドだけです。( CDIOCSETVOL や CDIOCSETSTERIO のような) CD-ROM 関連 ioctl() コマンドも存在しますが、そのようなコマンドは ドライバの将来のバージョンでサポートされるかも知れません。
/dev/(r)mcd0a | |
ディスク上の BSD パーティションにアクセスします。通常、CD-ROM ディスク 上に存在するファイルシステムは単一です。 | |
/dev/(r)mcd0c | |
raw デバイスにアクセスします。 | |
ドライバの現在のバージョンは、生成されたあらゆる IRQ に対して割り込み ハンドラを保持しているにもかかわらず、インタフェースボードの DMA と IRQ 機能のどちらも用いていません。 ともかく DMA 機能がサポートされるまで、ボード の生成する割り込みだけはドライバによってサポートされません。
FreeBSD 2.0 | MCD (4) | December 8, 1994 |
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