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manページ  — FDESCFS

名称

fdescfs – ファイル記述子ファイルシステム

内容

書式

fdescfs /dev/fd fdescfs rw 0 0

解説

ファイル記述子ファイルシステム、別名 fdescfs は、プロセス毎のファイル記述子の名前空間をグローバルなファイルシステムの 名前空間からアクセスする機能を提供します。 通常のマウントポイントは /dev/fd です。

ファイルシステムの中身は、番号で表したファイルのリストとして見えます。 これらのファイルは、ディレクトリを読むプロセスが現在オープンしている ファイルに対応しています。 /dev/fd/0 から /dev/fd/# までのファイルは記述子への参照であり、 ファイルシステムを通じてアクセスすることができます。 ファイル記述子がオープンされていて、ファイルをオープンしたときのモードが 既存の記述子のモードのサブセットである場合は、システムコール呼び出し

fd = open("/dev/fd/0", mode);

と、システムコール呼び出し

fd = fcntl(0, F_DUPFD, 0);

は等価です。

open(2) 呼び出し時のフラグは O_RDONLY, O_WRONLY および O_RDWR 以外は無視されます。

関連ファイル

/dev/fd/#

関連項目

tty(4), mount_devfs(8), mount_fdescfs(8),

歴史

fdescfs ファイルシステムは BSD 4.4 で最初に登場しました。 fdescfs マニュアルページは FreeBSD 2.2 で最初に登場しました。

作者

fdescfs マニュアルページは Mike Pritchard <mpp@FreeBSD.org> によって書かれたもので、 Jan-Simon Pendry による mount_fdescfs(8) マニュアルページに基づいています。

FDESCFS (5) December 14, 1996

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— Henry Spencer