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manページ  — ATACONTROL

名称

atacontrol – ATA デバイスドライバのコントロールプログラム

内容

書式


atacontrol <command> args


atacontrol attach channel
atacontrol detach channel
atacontrol reinit channel
atacontrol create type [interleave ]disk0 ... diskN
atacontrol delete raid
atacontrol addspare raid disk
atacontrol rebuild raid
atacontrol status raid
atacontrol mode channel [mastermode slavemode]
atacontrol info channel
atacontrol cap channel device
atacontrol enclosure channel device
atacontrol list

解説

atacontrol ユーティリティは FreeBSD ata(4) [英語] サブシステムへのアクセスとコントロールをユーザに提供する コントロールプログラムです。

atacontrol ユーティリティは使い方を誤ると、 深刻なシステム障害やデータの損失を引き起こすことがあるので、 このコマンドは十分な注意の上に使用するようにして下さい!

引数 channel は、操作する ATA チャネルの番号です。 以下のコマンドがサポートされています:
attach ATA channel に接続します。チャネル上のデバイスはブート時と同様に検出され、接続されます。
detach ATA channel を切り離します。 チャネル上のデバイスはカーネルから取り除かれ、未処理の転送等は失敗として システムに返されます。
reinit ATA channel を再初期化します。 チャネル上のデバイスはリセットされ、 ATA のドライバが内部で記憶しているパラメータに初期化されます。 故障もしくは検出に反応しなくなったデバイス、または物理的に取り外された デバイスはカーネルから取り除かれます。 そしてまた、リセット中にデバイスが検出・接続されることもあります。
create type の ATA RAID を作成します。 タイプは RAID0 (ストライプ), RAID1 (ミラー), RAID0+1, SPAN (JBOD) のいずれかです。 RAID に RAID0 の部分がある場合、 interleave をセクタ数の単位で指定することが必要です。 RAID は disk0 ... diskN という名前の独立したディスクから構成されます。

ATA ドライバはどんなコントローラのディスク上にでも ATA RAID を作成可能ですが、 制限があります。 アレイからブート可能なのは、Promise や Highpoint といった "本物" の ATA RAID コントローラにそのアレイが接続されている場合か、 RAID が RAID1 または SPAN と宣言されている場合です。 SPAN の場合には、ブートするパーティションが SPAN の最初の ディスクにある必要があります。

delete RAID 対応 ATA コントローラの RAID アレイを削除します。
addspare
  既存の RAID に予備ディスクを追加します。
rebuild
  RAID 対応 ATA コントローラの RAID1 アレイを再構成します。
status ATA RAID の状態を取得します。
mode 2つのモード引数がない場合、両方のデバイスの現在の転送モードが表示されます。 モード引数が与えられた場合、転送モードをそのモードに変更するように、 ATAドライバに要求します。ハードウェアがそれらのモードをサポートしていないときは ATAドライバは要求を拒否します。 モードは、 "PIO3", "udma2", "udma100" のように指定します。文字の大小は関係ありません。 もし、デバイスモードの 1 つを変更しないときは、 引数として存在しないモード (すなわち "XXX") を使います。 そうすれば、モードは変更されません。

現在サポートされているモードは、 BIOSDMA, PIO0 ( BIOSPIO の別名) , PIO1, PIO2, PIO3, PIO4, WDMA2, UDMA2 ( UDMA33 の別名) , UDMA4 ( UDMA66 の別名) , UDMA5 ( UDMA100 の別名) , UDMA6 ( UDMA133 の別名) です。

info channel に接続されたデバイスの情報を表示します。 デバイス名とメーカ/バージョンを表示します。
cap channel device のデバイスの詳細を表示します。 デバイス 0 はマスタを、デバイス 1 はスレーブを意味します。
enclosure
  channel device のエンクロージャの詳細を表示します。 デバイス 0 はマスタを、デバイス 1 はスレーブを意味します。 ファンの RPM 速度、エンクロージャ温度、5V と 12V のレベルを表示します。
list すべての有効なコントローラ上の、すべての接続されているデバイスについて、 情報を表示します。

使用例

デバイスの現在のアクセスモードを見るには、次のコマンドラインを使用します:

    atacontrol mode 0

この結果、デバイスのモードが次のような文字列で表示されます:

Master = WDMA2
Slave  = PIO4

これは、ata0-master は DMA モード、 ata0-slave は PIO モードであることなどを示します。 上記のような文字列を使用することで、 atacontrol でモード設定可能です。 例えば次のようにします:

    atacontrol mode 0 PIO4 PIO4

atacontrol が戻るときには、新規モードが設定されています。

関連項目

ata(4) [英語]

歴史

atacontrol ユーティリティは、 FreeBSD 4.6 ではじめて登場しました。

作者

atacontrol ユーティリティは、 S/oren Schmidt <sos@FreeBSD.org> が書きました。

このマニュアルページは、 S/oren Schmidt <sos@FreeBSD.org> が書きました。


ATACONTROL (8) May 17, 2001

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— Henry Spencer