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manページ  — DAEMON

名称

daemon – 制御端末から切り離して実行する

内容

書式


daemon [-cf] [-p pidfile] command arguments ...

解説

daemon ユーティリティは、制御端末から自分自身を切り離し、 引数で指定されたプログラムを実行します。

オプションは次の通りです:
-c
  現在の作業ディレクトリをルートディレクトリ (" /") に変更します。
-f
  標準入力、標準出力ならびに標準エラー出力を /dev/null にリダイレクトします。
-p file
  生成されたプロセスの ID を file に書き込みます。 ファイルはプロセスが実際に実行される直前に作成され、 (実行が失敗した場合には削除されますが) プロセスが終了した後も残ることに 注意して下さい。

診断

daemon ユーティリティは daemon(3) ライブラリルーチンがエラーを返した場合は 1 で終了し、 pidfile が指定されたけれどオープンできなかった場合は 2 で終了し、 エラーを返さなかった場合は 0 で終了します。 指定したコマンドが実行できなかった場合、 -f フラグが指定されていなければ標準エラー出力にエラーメッセージを 表示します。

関連項目

daemon(3), exec(3), termios(4) [英語], tty(4)

歴史

daemon ユーティリティは FreeBSD 4.7 で初めて登場しました。

DAEMON (8) August 30, 2001

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