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fingerd ユーティリティは、 TCP の 79 番ポートを見張っている inetd(8) から開始されます。 接続されると、 < CRLF> で区切られたコマンドライン 1 行を受け取ります。 これは finger(1) に送られ、処理されます。 fingerd ユーティリティは、出力が終わるとすぐに接続を切ります。
もし、そのコマンドラインがヌルの (つまり < CRLF> だけが送られた) 場合、 finger(1) は "デフォルト" の出力を行ないます。 デフォルトは、その時にシステムにログインしている全ての人のリストです。
もし、ユーザ名が指定されると (たとえば eric < CRLF> ) 出力は、その人に関する詳細な情報だけとなります。 これには、ログインしている/いないの情報も含まれます。 コマンドラインの "names" は、 "ログイン名" と "ユーザ名" のどちらでもかまいません。 名前が曖昧な場合は、マッチするものすべてについて表示されます。
fingerd に渡す引数として、 /etc/inetd.conf の中で指定できるオプションは以下のとおりです:
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secure モードを有効にします。 ユーザ名なしの問い合わせと、他の リモートホストへの問い合わせの転送は拒否されます。 | |
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ログをとります。 問い合わせをしたホストの名前を syslog(3) を通して LOG_NOTICE の優先度で報告します。 | |
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ローカルの情報提供元としてデフォルト以外のプログラムを使います。
fingerd
によって起動されるデフォルトのローカルプログラムは、
finger(1)
です。
カスタマイズされたローカルサーバを指定することにより、
システム管理者はリモートサイトに提供する情報を
さらにコントロールできます。
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FINGERD (8) | June 4, 1993 |
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