総合手引 | セクション 8 | オプション |
raycontrol に与えられる iface 引数は Raylink/Webgear デバイスに関連付けられる論理インタフェース名で あることが必要です (ray0, ray1 など)。
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指定した Raylink/Webgear インタフェースの現在の設定を表示します。
現在のカードの設定をドライバから取り出し、表示します。
このコマンドの結果は、カードの設定のスナップショットです。
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指定したインタフェースの転送レートを設定します。
NIC は 2Mbps の最大転送レートをサポートしています。
次の表は正当な転送レートの設定とそれに対応する転送速度を示します:
バージョン 4 のファームウェアはこの設定を無視するかも知れません。 IEEE 802.11 標準では 1Mbps か 2Mbps の動作しか許されていないこと、 および一般的に受け入れられている IEEE 802.11 の解釈では 2Mbps は インフラストラクチャモードでのみ許されていることに注意してください。 | ||||||||||||||||||||
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このステーションが加入を望んでいるサービスセットの名前を設定します。 network name は 32 文字までの長さの任意のテキスト文字列です。 デフォルトの名前は文字列 "NETWORK_NAME" であり、 ステーションはこの名前でデフォルトの Webgear の アドホックネットワークに接続できるはずです。 | ||||||||||||||||||||
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指定されたインタフェースの
port type
を設定します。
port type
の正当な値は 0 (アドホックモード) と 1 (インフラストラクチャモード) です。
アドホックモードでは、ステーションは直接電波が届く範囲にある
他のステーション (これらもアドホックモードで動作していることが
必要です) と直接通信が可能です。
インフラストラクチャモードでは、ホストはアクセスポイントが
制御するサービスセットと関連付けられることが必要です。
このアクセスポイントはエンドステーション間のトラフィックを中継します。
デフォルトの設定は 0 (アドホックモード) です。
アドホックモードの時、現在設定されているホップセット (
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指定したインタフェースのステーションアドレスを設定します。 mac address は、コロンで区切られる 6 つの 16 進数の並びとして指定されます。 例えば 00:60:1d:12:34:56 となります。 これにより新規アドレスがカード上にプログラムされ、 インタフェースも更新されます。 | ||||||||||||||||||||
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指定したインタフェースの最大転送フレームサイズを設定します。 max data length は 350 から 2304 までの任意の数値か、 フラグメンテーションを無効にする -1 が設定できます。 デフォルトは -1 です。 | ||||||||||||||||||||
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指定したインタフェースの RTS/CTS の閾値を設定します。 これは RTS/CTS ハンドシェーク境界に使用するバイト数を制御します。 RTS threshold は -1 から 2047 までの任意の数値です。 デフォルトは -1 (無効) です。 | ||||||||||||||||||||
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指定したインタフェースに電波のホップセットを設定します。
hopset
は以下の表で示されるような国別コードとして指定することが必要です。
ホップセットにより RF チャネル数とそれらの周波数が変わりますが、
これは各地の当局によって指定される電波規制に依存しています。
カードはどのホップセットでも動作するようプログラムできますが、 その RF 周波数帯を使用している他のユーザ (フランスなどでは軍です) からの 干渉や、他のユーザへの干渉を避けるためにも、 自分の地域のホップセットを使うことは意味のあることです。 通信するためには、全てのステーションを同じホップセットに 設定しなければならないことに注意してください。 | ||||||||||||||||||||
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指定したインタフェースの電源管理を有効または無効にします。
電源管理を有効にすると、スリープ/ウェークプロトコルを交互に
使用することによりモバイルステーションの省電力を助けますが、
受信遅延がいくぶん増加します。
デフォルトでは電源管理はオフになっています。
電源管理が機能するためには、アクセスポイントとの協調が必要なことに 注意してください。アドホックモードでは電源管理は機能しません。 このパラメータの正当な値は 0 (オフ) と 1 (オン) です。 | ||||||||||||||||||||
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電源管理が有効な時に使用するスリープ間隔を指定します。 max_sleep_interval はミリ秒で指定します。 デフォルトは 100 です。 | ||||||||||||||||||||
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ray(4) ドライバ内部で管理される信号強度キャッシュをクリアします。 | ||||||||||||||||||||
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ray(4)
ドライバによって管理されている、キャッシュされた信号強度情報を
表示します。
ドライバは、他のホストから受信したパケットの信号強度とノイズレベルを
保持しています。
インフラストラクチャネットワークでは、キャッシュはアクセスポイントの
信号強度も格納しています。
ドライバは、送信時に最適なアンテナを選ぶ際にもキャッシュを使用します。 | ||||||||||||||||||||
バージョン 5 のファームウェアとはテストしていません。
バージョン 4 のファームウェアとでは、ホップセットの変更が できないかも知れません。
RAYCONTROL (8) | March 21, 2000 |
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