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manページ  — SETFSMAC

名称

setfsmac – ファイル階層に対する MAC ラベルの設定

内容

書式


setfsmac [-ehqvx] [-f specfile ]... [-s specfile ]... file ...

解説

setfsmac ユーティリティは、入力として仕様ファイルのリストを受け取り、 指定されたファイルシステム階層に対して MAC ラベルを設定します。 指定されたパス名は、コマンド行で指定された順番に処理され、 各ツリーは前順序 (pre-order) で巡回されます (一般的には、 絶対パスの代りに相対パスを使ってもあまり有用ではないでしょう)。 あるファイルにマッチするラベルは、組み合わせて一括設定されます。

次のオプションが使用可能です:
-e
  MAC ラベルをサポートしないファイルシステムに出会うと、 警告してスキップするのではなく、 エラーにします。
-f specfile
  specfile 中の仕様を、指定されたパスに適用します。 注: 各ファイルの最初のエントリのみが適用されます。 他のすべては無視され、黙って捨てられます。 複数の -f 引数を指定することで、複数の仕様ファイルをインクルード可能です。
-h
  シンボリックリンクに出会うと、リンクが指すファイルの代りに、 リンクそのもののラベルを変更します。
-q
  実行中、致命的でない警告は表示しません。
-s specfile
  specfile 中の仕様を適用しますが、仕様書式は SELinux の specfile であるものと仮定されます 注: 各ファイルの最初のエントリのみが適用されます。 他のすべては無視され、黙って捨てられます。 specfile 中のラベルに対し、プレフィックス "sebsd/" が自動的に付けられます。 "<<none>>" にマッチするラベルは明示的に再ラベルされません。 これにより、 SEBSD において、既存の SELinux ポリシ仕様ファイルを無修正で再利用可能になります。
-v
  冗長性を増加させます。
-x
  ファイルシステム巡回中に、新規ファイルシステムへは入りません。

関連ファイル

/usr/share/security/lomac-policy.contexts
  LOMAC ポリシエントリを含む、サンプルの仕様ファイル

使用例

関連ファイル 節を参照してください。

作者

このソフトウェアは、 Network Associates Labs, the Security Research Division of Network Associates Inc. が、DARPA CHATS 研究プログラムの一部として、 DARPA/SPAWAR 契約 N66001-01-C-8035 ("CBOSS") のもとに、 FreeBSD Project に寄贈しました。

関連項目

mac(3) [英語], mac_set_file(3) [英語], mac_set_link(3) [英語], mac(4) [英語], re_format(7), getfmac(8), setfmac(8), mac(9) [英語]

SETFSMAC (8) February 17, 2004

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Ken Thompson was once asked by a reporter what he would have changed about Unix if he had it all to do over again. His answer: “I would spell creat with an ‘e.'”