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sicontrol は device で指定されたポートを操作します。
ドライバ全体の設定をおこなう際には、特別なデバイス名 `-' を device に指定します。
必要であれば、デバイス名には /dev/ が補完されます。
以下のコマンドはドライバ全体の設定をおこなうので、 デバイス名に '-' を指定する必要があります。
int_throttle [ value] | |
「総合割り込みスロットル値」を設定します。
ホストアダプタ割り込みの 1 秒あたりの最大値は次のようにして求められます:
controller CPU clock / (8 * int_throttle) ブート時のデフォルト値は 25000 で、ホストアダプタの CPU クロックは 25MHz ですから、この場合の最大割り込みレートは約 125 回/秒になります。 この値を下げると、ホストアダプタがオペレーティングシステムに 処理を要求するための割り込みのレートを増加させることができます。 | |
rxint_throttle [ value] | |
受信割り込みスロットル値を設定します。
ブート時のデフォルト値は 4 で、割り込みレートは約 25 回/秒になります。
この値を下げると、ホストアダプタがオペレーティングシステムに受信 FIFO を 空にするよう要求する割り込みのレートを増加させることができます。 | |
nport | そのデバイスドライバの制御下にあるシリアルポートの数を返します。 |
以下のコマンドは個々のシリアルポートに対して実行されるため、 /dev 以下のデバイス名を指定する必要があります。
mstate | |
モデムが駆動する制御信号の、現在の状態を表示します。 | |
ccbstat | |
指定されたシリアルポートの "ccb" 構造体の、現在の内容を表示します。 これはドライバのデバッグや、シリアルポートが反応しない原因の調査以外には、 あまり使い道がありません。 | |
ttystat | |
指定されたシリアルポートに関するカーネル内部の "tty" 構造体の現在の内容を 表示します。これはドライバのデバッグ以外には、あまり使い道がありません。 | |
/dev/si_control | |
sicontrol で使用される、ドライバ全体の制御ファイル | |
/dev/ttyA* | 端末制御ポート |
/dev/ttyiA* | stty(1) で使用される、初期 termios ステートデバイス |
/dev/ttylA* | stty(1) で使用される、ロックされた termios ステートデバイス |
Specialix International 社は、このデバイスドライバに関して、 いかなる形のサポートもおこないません。
SICONTROL (8) | September 26, 1995 |
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