総合手引 | セクション 9 | オプション |
#include <sys/param.h>
#include <sys/vnode.h>
これらの関数で指定する引数は以下の通りです。
vp | |
そのファイルの vnode です。 | |
objpp | |
返される VM オブジェクト、または呼び出し側がその VM オブジェクトの 存在のテストをする場合には NULL です。 | |
与えられた vnode(9) のために VM オブジェクトを作成する必要がある時には、 VFS(9) は VOP_CREATEVOBJECT() を実行します。 ファイルシステムのコードはこの呼び出しを下層のファイルシステムに 渡すことができます。 この VOP は何度も呼び出されることが可能で、ファイルシステムのコードは 追加の全ての呼び出しを無視し、0 を返すコードで終了するべきです。
vnode(9) が再利用された時には、 VOP_DESTROYVOBJECT() が呼び出されます。
VM オブジェクトを取得するために全てのカーネルのコードで、 VOP_GETVOBJECT() が使用されるべきです。 返された VM オブジェクトは、重ねられたマウントの場合には 異なったファイルシステムに属するかもしれません。
VFS(9) は VM オブジェクトの作成および破壊の標準の操作を実行する、 3 つの関数を持っています。 これらの関数は vop_stdcreatevobject(), vop_stddestroyvobject() および vop_stdgetvobject() です。
注意: vnode(9) は入る時にロックされているべきで、終了時までロックされ続けていなければ なりません。
VOP_CREATEVOBJECT (9) | September 10, 2000 |
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“ | UNIX has been evolving feverishly for close to 30 years, sort of like bacteria in a cesspool — only not as attractive | ” |
— John Levine, "Unix for Dummies" |