manページ  — KERNACC

kernacc, useracc – メモリ領域がアクセス可能か否かの調査

書式 解説 戻り値 バグ

#include <sys/param.h>

#include <sys/proc.h>

#include <vm/vm.h>

#include <vm/vm_extern.h>

int
kernacc(void *addr, int len, int rw);

int
useracc(void *addr, int len, int rw);

kernacc() および useracc() 関数は、 addr および len によって与えられる仮想アドレス範囲で、 rw で指定された操作のタイプが許可されるかどうかを調査します。 rw の指定可能な値は、 VM_PROT_READ, VM_PROT_WRITE および VM_PROT_EXECUTE の論理合成値です。 kernacc() はカーネルアドレス空間の中のアドレスを調べ、一方 useracc() は addr をユーザ空間のアドレス表現とみなします。 この操作に使用されるプロセスコンテキストは大域変数 curproc から得られます。

どちらの関数も、 rw によって指定されるタイプのアクセスが許可されている場合には、 ブール値 true を返します。 そうでない場合には、ブール値 false が返されます。

useracc() への引数として、プロセスへのポインタが渡されるべきです。