indxbib は、
filename... で指定される文献目録データベースの逆引きインデックスを作成します。逆引きインデックスは
refer(1)
、
lookbib(1)
、
lkbib(1)
で利用されます。このインデックスのファイル名は
filename.i となります(インデックスはいったんテンポラリファイルに書き込まれ、この
名前にリネームされます)。
-f オプションを使い、また
-o オプションの指定もファイル名の指定もしなかった場合には、インデックスファイルは
Ind.i という名前となります。
文献目録データベースは、空行によってレコードに分けられています。
レコード内では、各フィールドは、行頭にある
% の文字で始まります。フィールドは、
% に続いた一文字の名前を持ちます。
-c 、
-n 、
-l 、および
-t のオプションによって指定された値は、インデックスの中に格納されます。
インデックスを検索する時には、ユーザが指定する検索キーは、これらのオプションに
従って、捨てられたり切りつめられてしまいます。
しかし、インデックスを検索して見付かったレコードが、実際にユーザが指定した検索キーを
含んでいる、ということを確かめる場合には、検索キーには
そのような修正は行われません。
これは、
ユーザが指定した検索キーのうち少なくとも1つが
(-l オプション等によって捨てられることなく)
インデックスに登録されており、
かつ検索キーのうちの少なくとも(-t オプションによって)切りつめられた部分を
インデックスのユーザが指定できるならば、
これらのオプションがインデックス作成時に使われたかどうか、ユーザは気にする必要が
ない、ということを意味します。
-i オプションによって指定された値もインデックス内に保存され、
インデックスを使った検索に適合するレコードがキーに適合するか否かを検証する時に使用します。