tail head cat sleep
QR code linking to this page

manページ  — UL

名称

ul – 入力中のアンダライン生成コードを端末のシーケンスに変換する

内容

書式


ul [-i] [-t terminal] [name ...]

解説

ul ユーティリティは、 file が指定されていればそのファイルを、指定されていなければ標準入力を読み 込み、アンダラインを表示すべき部分を、環境変数 TERM で定義されている 端末にあわせてアンダラインを表示するシーケンスに変換します。 アンダラインのシーケンスを決定するために、 /etc/termcap が読み込まれます。 端末がアンダライン機能を持たず、強調表示機能を持っている場合に は、強調表示をかわりに使用します。もし端末が二重印字できる場合、 すなわち端末自体にアンダラインを扱う機能がある場合には、 ulcat(1) と同じになります。 端末がアンダラインを扱えない場合は、アンダラインを無視します。

オプションとしては以下のものがあります。
-i
  アンダラインのかわりに、次の行の当該位置にダッシュ `-' を表示し ます。画面上で nroff(1) 出力でアンダラインを見たいときには有効です。
-t terminal
  terminal で端末を指定します。デフォルトでは環境変数 TERM の値が使用されます。

環境変数

environ(7) に記述されているように、 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, TERM 環境変数は ul の実行に影響を及ぼします。

診断

The utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

関連項目

colcrt(1), man(1), nroff(1)

バグ

nroff(1) は、通常、 バックスペースとアンダライン文字の組とテキストとを交互に出力し、 アンダラインを表します。 ul は、このカーソルの逆方向への移動の最適化までは行ないません。

歴史

ul コマンドは BSD 3.0 から登場しました。

UL (1) August 4, 2004

tail head cat sleep
QR code linking to this page


このマニュアルページサービスについてのご意見は Ben Bullock にお知らせください。 Privacy policy.

The most important thing in the programming language is the name. A language will not succeed without a good name. I have recently invented a very good name and now I am looking for a suitable language.
— Donald Knuth