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#include <unistd.h>
chown() システムコールは、スーパユーザによって実行される場合をのぞいて、 ファイル上のユーザ ID 設定ビットとグループ ID 設定ビットをクリアします。 これは、ユーザ ID 設定あるいはグループ ID 設定されたプログラムが 偶然、またはいたずらで作成されるのを防止するためです。 chown() システムコールは、シンボリックリンクをたどり、 リンク自体ではなくリンクのターゲットに作用します。
fchown() システムコールが特に便利なのは、ファイルロッキングプリミティブとともに 使用するときです (flock(2) を参照)。
lchown() システムコールは、 chown() に類似していますが、シンボリックリンクをたどりません。
所有者 ID またはグループ ID として -1 を指定した場合、 その ID は変更されません。
[ENOTDIR] | |
パスの構成要素中にディレクトリ以外のものが含まれています。 | |
[ENAMETOOLONG] | |
パス名の構成要素が 255 文字を越えているか、 またはパス名全体が 1023 文字を越えています。 | |
[ENOENT] | |
指定されたファイルが存在しません。 | |
[EACCES] | |
指定されたパスには、検索が許可されていないディレクトリが含まれています。 | |
[ELOOP] | |
パス名を変換するときに検出されたシンボリックリンクが多すぎます。 | |
[EPERM] | |
実効ユーザ ID がスーパユーザでありません。 | |
[EROFS] | |
指定されたファイルは読取り専用ファイルシステム上にあります。 | |
[EFAULT] | |
path 引数が、プロセスに割り当てられたアドレス空間の範囲外を指しています。 | |
[EIO] | ファイルシステムに読み書きしている間に入出力エラーが発生しました。 |
fchown() システムコールは、次の場合に失敗します:
[EBADF] | |
fd 引数が有効な記述子ではありません。 | |
[EINVAL] | |
fd 引数がファイルではなくソケットを参照しています。 | |
[EPERM] | |
実効ユーザ ID がスーパユーザではありません。 | |
[EROFS] | |
指定のファイルは読取り専用ファイルシステムに常駐しています。 | |
[EIO] | ファイルシステムに読み書きしている間に入出力エラーが発生しました。 |
chown() システムコールは BSD 4.4 でシンボリックリンクをたどるように変更されました。 lchown() システムコールは、機能の欠落を補充するために FreeBSD 3.0 で追加されました。
CHOWN (2) | April 19, 1994 |
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