/dev/snp? はユーザが任意の tty 端末に接続してその端末での活動を監視することを
可能にする検査用のデバイスです。
所定の
snp
デバイスと監視すべき tty とを結合するには、
snp
デバイスをオープンしてから SNPSTTY ioctl システムコールを発行してください。
IOCTL システムコールに渡される引数は dev_t 型の変数のアドレスです。
引数の値に -1 へのポインタを指定することにより、
snp デバイスを tty から切り離すことが出来ます。
SNPGTTY ioctl システムコールはオープンされている
snp
デバイスにその時点で結合されている tty に関する情報を返します。
FIONREAD ioctl システムコールは読込みバッファに格納されている文字数
に等しい正の数を返します。
定義されている特別の値は以下の通りです:
SNP_OFLOW
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デバイスオーバフローが発生して、デバイスは切り離されました。
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SNP_TTYCLOSE
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tty は結合されていません。
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SNP_DETACH
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ユーザが
snp
デバイスを切り離したか又は tty デバイスがクローズされて切り離されました。
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