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manページ  — SNP

名称

snp – tty 端末を覗き見るインタフェース

内容

書式


#include <sys/snoop.h>
int
ioctl(fd, SNPSTTY, &dev);

int
ioctl(fd, SNPGTTY, &dev);

int
ioctl(fd, FIONREAD, &result);

解説

/dev/snp? はユーザが任意の tty 端末に接続してその端末での活動を監視することを 可能にする検査用のデバイスです。

所定の snp デバイスと監視すべき tty とを結合するには、 snp デバイスをオープンしてから SNPSTTY ioctl システムコールを発行してください。 IOCTL システムコールに渡される引数は dev_t 型の変数のアドレスです。 引数の値に -1 へのポインタを指定することにより、 snp デバイスを tty から切り離すことが出来ます。

SNPGTTY ioctl システムコールはオープンされている snp デバイスにその時点で結合されている tty に関する情報を返します。

FIONREAD ioctl システムコールは読込みバッファに格納されている文字数 に等しい正の数を返します。 定義されている特別の値は以下の通りです:
SNP_OFLOW デバイスオーバフローが発生して、デバイスは切り離されました。
SNP_TTYCLOSE
  tty は結合されていません。
SNP_DETACH ユーザが snp デバイスを切り離したか又は tty デバイスがクローズされて切り離されました。

関連項目

pty(4), sio(4), watch(8)

制限項目

スーパユーザだけが snp デバイスにアクセスできます。

バグ

行処理モードである間は、ユーザの入力は見えません。 監視している tty へは、シグナルを送れません。

作者

Ugen J.S. Antsilevich <ugen@NetVision.net.il>

歴史

snp デバイスは FreeBSD 2.1 で初めて現れました。

FreeBSD SNP (4) February 24, 1995

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