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manページ  — WATCH

名称

watch – 別の tty 線を覗き見る

内容

書式


watch [-cinotW] [-f snpdev] [tty]

解説

watch ユーティリティは、 snp(4) を使用し、 特定の tty を通して流れてくる全てのデータをユーザが検査可能とします。 snp(4) デバイスが利用できない場合、 watch はモジュール (snp) のロードを試みます。 watch ユーティリティは、標準出力に出力します。

以下のようなオプションがあります。
-c
  閉じられた時点で再接続を行います。 watch によって観察されている tty が閉じられたならば、自動的に同じ tty に 再接続します。 このオプションが指定されていない時は、 watch は対話モードで実行されている時には新しい tty を要求し、 tty 制御を行わずに実行されている場合は終了します。
-f snpdev
  本オプションが指定された場合、 watchsnpdevsnp(4) デバイスとして使用します。 本オプションが無い場合、 watch は次に利用可能な snp(4) を見付けようとします。
-i
  対話モードにします。 対話モードは、 watch が tty から実行された場合のデフォルトです。 出力がファイルにリダイレクションされている時は、 このオプションを指定することで対話モードにできます。
-n
  観察する tty を対話的に変更できなくします。 これは、<control-X> による変更要求と、 現在の tty が閉じられたりあふれを起こした場合の自動プロンプトを、 無効にします。 プロンプトが表示される全ての場合、 watch は終了します。 再接続フラグは、このオプションに影響されません。 本フラグの使用時には、<control-X> はそのまま端末に渡されます。
-o
  あふれが発生した場合、再接続します。 観察している tty があふれた時の watch の振舞いは、観察している tty が閉じられた時の振舞いに似ています。 詳しい情報は、 snp(4) を見てください。
-t
  tty の観察を始めた時の日付と時間を表示します。
-W
  観察している tty への書き込みを許可します。
tty tty は、仮想 tty デバイスや仮想コンソールやシリアル線などのように、 tty 形式のデバイスとして指定しなければなりません。 名前には、前に /dev/ をつけても構いません。

操作

対話的モードで実行中は、全てのユーザの入力は以下のものを除いて、 捨てられます。

<control-G>
  watch の終了。
<control-W>
  画面の消去。
<control-X>
  覗き見る tty の変更が無効化されていなければ、覗き見る tty の変更。 無効化されている場合、control-X は他の制御文字と同様に端末に渡されます。

関連項目

pty(4), sio(4), snp(4), kldload(8)

バグ

端末エミュレーション機能はありません。 全てのユーザの出力はそのままの形で再構成されます。

作者

Ugen J.S. Antsilevich <ugen@NetVision.net.il>

歴史

watch ユーティリティは、 FreeBSD 2.1 で、はじめて導入されました。

WATCH (8) November 24, 2001

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