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ファイルの一行で一つの変数を定義します。 ‘#’ の文字で始まる行はコメントで、boot loader には無視されます。
boot loader がファイルを読み込んでからは、 show コマンドでその値を確認することが出来ます。 また、boot loader の set や unset コマンドを用いて、新しい変数を追加したり既存の変数を変更・削除したり することが出来ます。 ((loader) 8 参照)
システムが起動してからは kenv(1) コマンドで、これらの変数を表示させることが出来ます。
デバイスヒント行は、次のようになっています:
ここで driver はデバイスドライバの名称、 unit はユニット番号、 keyword はその行のヒントのキーワードです。 キーワードには次のものがあります:
at | デバイスがアタッチされるバスを指定します。 |
port | デバイスが使用する I/O ポートのスタートアドレスを指定します。 |
portsize | デバイスが使用するポート数です。 |
irq | 使用する割り込みライン番号です。 |
drq | DMA チャネル番号です。 |
maddr | デバイスが使用する物理メモリアドレスを指定します。 |
msize | デバイスが使用する物理メモリサイズを指定します。 |
flags | デバイスのいろいろなフラグビットを設定します。 |
disabled | "1" に設定するとデバイスを使用不可にすることが出来ます。 |
デバイスドライバによっては、これらのキーワードの一つもしくは それ以上のヒント行が必須になることもあるかもしれませんし、 ここのリストにないキーワードが使えるかもしれません。 使用可能なキーワードや設定可能な値については個々のデバイスドライバの マニュアルページを参照してください。
/boot/device.hints | デバイスリソースヒントファイル |
/sys/ARCH /conf/GENERIC.hints | GENERIC カーネル用のサンプルリソースヒントファイル |
/sys/ARCH /conf/NOTES | カーネル設定ファイルやデバイスリソースヒントに関する注 |
hint.sio.0.at="isa" hint.sio.0.port="0x3F8" hint.sio.0.flags="0x10" hint.sio.0.irq="4"
次の例は、ACPI ドライバを使用不可にするものです:
hint.acpi.0.disabled="1"
DEVICE.HINTS (5) | October 7, 2001 |
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