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manページ  — NGHOOK

名称

nghooknetgraph(4) [英語] ノードへ接続する

内容

書式


nghook [-adlnSs] [-m msg] path [hookname]
nghook -e [-n] [-m msg] path hookname program [args ...]

解説

nghook ユーティリティは ng_socket(4) [英語] ソケットタイプノードを作成し、これを path にあるノードのフック hookname へ接続します。 hookname が省略されると、 "debug" を指定したものとされます。

-e オプションが指定されると、第 3 の引数はプログラムへのパスであると解釈され、 残りの引数を引数としてこのプログラムが実行されます。 このプログラムの実行前に -( -m オプションで指定された) Netgraph メッセージがノードに送られます。 標準入力 -( -n オプションで閉じられない限り) と標準出力がフックに接続されて、 このプログラムが起動されます。

-e オプションが指定されないと、 標準入力へ書き込まれる全データがこのノードに送られ、 このノードから受け取る全データが標準出力へ渡されます。 -m で指定されたメッセージは、ループに入る前に、ノードに送られます。 この場合、 nghook ユーティリティは、標準入力に EOF を検知すると終了します。

オプションは次の通りです:
-a
  各読み込みパケットを、生のバイナリではなく、人間が読める形式の ASCII で出力します。
-d
  デバッグ用冗長レベルを増加します。
-e
  第 3 の引数で指定されたプログラムを実行します。
-l
  全受信データを標準出力へ書き込むだけではなく、フックへ戻します。
-m msg
  -( -e モードでの) プログラム実行前に、 指定された ASCII 制御メッセージをノードへ送ります。 本オプションは複数回指定可能です。
-n
  標準入力からのデータ読み込みを試みません。 nghook ユーティリティは、シグナルによって停止させられるまで、 ノードからの読み込みを続けます。
-S
  デフォルトの 1 の代りに 0 を、出力ファイル記述子として使用します。
-s
  デフォルトの 0 の代りに 1 を、入力ファイル記述子として使用します。

バグ

全入力はバッファリングしないモードで読み込みますが、 入力のパケット化を制御する方法はありません。

ノードが -( -m で指定された) メッセージに応答すると、その応答は失われます。

関連項目

netgraph(3) [英語], netgraph(4) [英語], ngctl(8)

歴史

netgraph システムのデザインと最初の実装は、Whistle Communications, Inc. で、 Whistle InterJet 向けにカスタマイズされた FreeBSD 2.2 で行われました。

作者

Archie Cobbs <archie@whistle.com>

NGHOOK (8) October 24, 2003

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