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オプションとしては以下のものがあります:
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どのようなマシンからのブート要求にも応えます。このオプションが設定された 場合は、設定ファイルは無視されます。 | |
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rbootd をデバッグモードで起動します。受信および送信 されたパケットが端末に表示されるようになります。 | |
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指定したインタフェースに対してサービスを行います。 もし指定されていない場合には、 rbootd はループバック以外のもっとも小さい番号の使用可能なインタフェースを システムインタフェースリストから探します。 早いもの順で選ぶので、組み合わせはバラバラになります。 | |
config_file を指定すれば、 rbootd はデフォルトの設定ファイルではなく、こちらのファイルを 使用するようになります。
設定ファイルは、各行に個々のマシンの設定を記述した テキストファイルです。行の先頭は各マシンの Ethernet アドレスで始め、 そのあとにブートファイルの名前をオプションとして記述します。 Ethernet アドレスは 6 オクテットの値を 16 進数で記述し、 各間を ``:'' で区切ります。 ブートファイルの名前は、ブートファイルディレクトリにあるファイルの名前です。 Ethernet アドレスとブートファイルの名前の間は、空白もしくはコンマで区切ら なければなりません。 行中の ``#'' より後は無視します。
設定ファイルの例を以下に示します:
# | ||
"# ethernet addr | boot file(s) | comments |
# | ||
"08:00:09:0:66:ad | SYSHPBSD | # snake (4.3BSD) |
"08:00:09:0:59:5b | # vandy (anything) | |
"8::9:1:C6:75 | SYSHPBSD,SYSHPUX | # jaguar (either) |
rbootd ユーティリティのログやエラーメッセージは syslog(3) を使っています。スタートアップメッセージはつねにログに記録され、 致命的なエラー(もしくは rbootd を殺すようなシグナル) が起こった場合にはサーバの終了メッセージもログに残します。 一般的には、致命的ではないエラーはそれによってひき起こされる動作を 無視するといった形で扱われます (例えば設定ファイル中の無効な Ethernet アドレスは その行が無効になる原因となります)。
以下のシグナルを kill(1) コマンドを使ってサーバプロセスに送ることで、 サーバプロセスに影響を与えることができます:
SIGHUP | アクティブな接続を切り、リコンフィグします。 |
SIGUSR1 | |
デバッグモードをオンにします。すでにオンであれば何もしません。 | |
SIGUSR2 | |
デバッグモードをオフにします。すでにオフであれば何もしません。 | |
/dev/bpf# | パケットフィルタのデバイス |
/etc/rbootd.conf | 設定ファイル |
/tmp/rbootd.dbg | デバッグ出力 |
/usr/mdec/rbootd | ブートファイルを置くディレクトリ |
/var/run/rbootd.pid | プロセス ID |
RBOOTD (8) | December 11, 1993 |
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