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最初の書式では、
rpcinfo
は
rpcbind
により
host
に登録されたすべての RPC サービスのリストを表示します。
host
が指定されない場合、ローカルホストがデフォルトの値となります。
オプション
2 番目の書式では、 rpcinfo は rpcbind バージョン 2 により登録された全ての RPC サービスのリストを表示します。 最初の書式と 2 番目の書式とで、情報の形式が異なることにも注意して下さい。 この理由は、2 番目の書式では、表示する情報を集めるのに使用するプロトコル ( rpcbind プロトコルのバージョン 2) がより古いからです。
3 番目の書式は、指定した host に対し、 prognum と versnum の手続き 0 の RPC 呼び出しを行ない、応答を受信したかどうかを報告します。 transport は、指定したサービスに接触するために用いる必要があるトランスポートです。 このサービスのリモートアドレスは、リモートへの rpcbind 呼び出しを行ない取得します。
引数
prognum
は PPC プログラム番号を表す数値です。
versnum
を指定した場合、
rpcinfo
は指定した
prognum
の該当バージョンを呼び出そうとします。この指定がない場合、
次のようにします。
まず、バージョン番号が存在しないと考えられる場合、
rpcinfo
はバージョン 0 を呼び出し、指定した
prognum
に対し登録されたバージョン番号全てを探し出そうと試みます。
バージョン番号が存在するならば、代わりに
rpcinfo
は極めて高いバージョン番号で呼び出しこの情報を得ようと試み、
そして登録されたバージョンそれぞれを呼び出そうとします。
注意:
バージョン番号は、
オプション
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サービスを要求する際のトランスポートを指定します。このオプションが 指定されていない場合、 rpcinfo は環境変数 NETPATH で指定するトランスポートを使用します。これが set されていないか、 この値が空の場合、 netconfig(5) データベースの中のトランスポートを使用します。 これは汎用のオプションであり、 書式 で示された他のオプションといっしょに使用できます。 | |
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serv_address
を (ユニバーサルな) アドレスとして使用し、
transport
上のサービスを使い、指定した
prognum
の手続き 0 を ping し、受けとった応答を報告します。
オプション
versnum の指定がない場合、 rpcinfo は、そのプログラム番号で利用可能なバージョン番号全てを ping しようとします。 このオプションにより、サービスのアドレスを見つけ出すための リモート rpcbind 呼び出しを避けることができます。 serv_address は与えられたトランスポートのユニバーサルアドレス形式で指定します。 | |
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指定した prognum と versnum の手続き 0 に対し RPC ブロードキャストを行ない、応答したホスト全てを 報告します。 transport が指定されている場合、指定されたトランスポート上でのみ ブロードキャストします。 どのトランスポートもブロードキャストをサポートしていない場合、 エラーメッセージを表示します。他のシステムに対し悪影響を及ぼす可能性が あるため、ブロードキャストの使用は節度を持って行なわねばなりません。 | |
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指定した prognum と versnum を持つ RPC サービスの登録を削除します。 transport が指定された場合、 そのトランスポート上のサービスのみを登録解除します。それ以外の場合、 登録されたトランスポート全ての上のサービスを登録解除します。 スーパユーザを除き、サービスの所有者のみが登録を削除できます。 スーパユーザは任意のサービスを削除できます。 | |
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指定された host の上にある、与えられた prognum と versnum を持つエントリのリストを表示します。 リモート rpcbind に接触する際に用いたものと同じプロトコルファミリの中の 全てのトランスポートに対し、エントリを返されます。 | |
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指定した host に対する rpcbind 操作の統計情報表を表示します。 この表は rpcbind の各バージョン (バージョン 2, 3, 4) における統計情報を表示します。 それは、 各手続きがリクエストされ、サービスが成功した回数、 行なわれたリモート呼び出しリクエストの回数とタイプ、 処理した RPC アドレス検出に関する情報を与えてくれます。 これは、 host 上の RPC 活動をモニタするのに有益です。 | |
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rpcbind プロトコルのバージョン 2 を用い、ホスト host 上の rpcbind を探査し、登録された RPC プログラム全てのリストを表示します。 host の指定がない場合、ローカルホストをデフォルトとします。 注意: rpcbind プロトコルのバージョン 2 は、かつて、ポートマッパ (portmapper) プロトコルという名前で知られていました。 | |
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host 上の、登録された RPC プログラム全ての簡潔なリストを表示します。 host の指定がない場合、ローカルホストをデフォルトとします。 | |
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TCP を用いて、指定した
host
上の
prognum
の手続き 0 に対して RPC 呼び出しを行ない、応答があったかどうかを
報告します。このオプションは、3 番目の書式で示した
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UDP を用いて、指定した
host
上の
prognum
の手続き 0 に対して RPC 呼び出しを行ない、応答があったかどうかを
報告します。このオプションは、3 番目の書式で示した
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example% rpcinfo
ホスト名 "klaxon" を持つマシン上の rpcbind に登録されている全ての RPC サービスを見るには、次のようにします。
example% rpcinfo klaxon
上記のコマンドにより表示される情報は、かなり長くなる可能性が
あります。オプション
example$ rpcinfo -s klaxon
program Ta version(s) Ta netid(s) Ta service | owner |
100000 Ta 2,3,4 Ta unix,tcp,udp,tcp6,udp6 Ta rpcbind | super-user |
100008 Ta 1 Ta udp,tcp,udp6,tcp6 Ta walld | super-user |
100002 Ta 2,1 Ta udp,udp6 Ta rusersd | super-user |
100001 Ta 2,3,4 Ta udp,udp6 Ta rstatd | super-user |
100012 Ta 1 Ta udp,tcp Ta sprayd | super-user |
100007 Ta 3 Ta udp,tcp Ta ypbind | super-user |
トランスポート TCP に対し、名前 "klaxon" を持つマシン上にプログラム番号 prognum とバージョン versnum を持つ RPC サービスが登録されているかどうかを示すには、 次のようにします。
example% rpcinfo -T tcp klaxon prognum versnum
ローカルマシン上で、 rpcbind プロトコルのバージョン 2 により登録された全ての RPC サービスを 表示させるには、次のようにします。
example% rpcinfo -p
全てのトランスポートに対し、 バージョン 1 の walld (プログラム番号 100008) サービスの登録を削除するには、次のようにします。
example# rpcinfo -d 100008 1
または、
example# rpcinfo -d walld 1
RPCINFO (8) | August 18, 1992 |
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