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manページ  — CSPLIT

名称

csplit – 文脈に応じたファイルの分割

内容

書式


csplit [-ks] [-f prefix] [-n number] file args ...

解説

csplit ユーティリティは、パターン args を使用して file を分割します。 file がダッシュ ('-') の場合、 csplit は標準入力を読みます。

オプションは次の通りです:
-f prefix
  生成されるファイルに、 prefix で開始する名前を与えます。 デフォルトは " xx" です。
-k
  エラーが発生したり、 HUP, INT, TERM シグナルを受信しても、出力ファイルを削除しません。
-n number
  number 個の 10 進数字を prefix の後で使ってファイル名を作成します。 デフォルトは 2 です。
-s
  各出力ファイル作成時に、それらの大きさを標準出力へ書きません。

args オペランドは、次のパターンの組み合わせです:
/ regexp/ [[+|- ]offset]入力の、現在の行から、指定された基本正規表現 (これを含みません) までからなるファイルを作成します。 省略可能な offset を指定すると、その行からマッチがとられます。
% regexp% [[+|- ]offset]上記と同じですが、出力ファイルは作成されません。
line_no
  入力の、現在の行から、指定された行番号 (これを含みません) まで からなるファイルを作成します。
{num } 直前のパターンを指定した回数繰り返します。 これが行番号パターンに続く場合、 num 回にわたり、 line_no 行毎に新規ファイルが作成されます。 ファイルの最初の行は、歴史的な理由から行番号 1 です。

すべてのパターンが処理されると、残りの入力データ (もしあれば) は新規ファイルに書かれます。

現在の行より前での分割や、ファイルの終端より後での分割を要求すると、 エラーになります。

環境変数

LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_COLLATE の環境変数が、 environ(7) の記述通りに、 csplit の実行に影響します。

使用例

mdoc(7) ファイル foo.1 を、各セクション毎に 1 ファイルへと分割します (最大 20 個):

    csplit -k foo.1 '%^\.Sh%' '/^\.Sh/' '{20}'

最初の 99 行の後およびその後の 100 行毎に、標準入力を分割します。

    csplit -k - 100 '{19}'

診断

The utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

関連項目

sed(1), split(1), re_format(7)

歴史

csplit コマンドは PWB UNIX に登場しました。

規格

csplit ユーティリティは IEEE Std 1003.1-2001 ("POSIX.1") に適合しています。

CSPLIT (1) July 12, 2004

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Never write it in C if you can do it in `awk';
Never do it in `awk' if `sed' can handle it;
Never use `sed' when `tr' can do the job;
Never invoke `tr' when `cat' is sufficient;
Avoid using `cat' whenever possible.
— Taylor's Laws of Programming