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引数にはホスト名かホスト番号のいずれかを指定できます。 本プログラムはまず引数をホスト番号として解釈を試みます。 それがうまくいかなければ、ホスト名として扱います。 ホスト番号は、IPv4 ドット付き 4 つ組 (127.0.0.1) か、 IPv6 生アドレス (::1) です。 ホスト名は topaz.rutgers.edu のようにドットで区切られた複数の名前からなります。 名前がドットで終っていなければ、ローカルドメインが自動的に末尾に 付け加えられます。たとえば Rutgers のユーザは
というように使うことができ、これは実際には "topaz.rutgers.edu" が検索されます。 これがうまくいかなければ、名前は変更されずに (この例では "topaz" として) 試みられます。このやりかたはメールやその他のネットワークユーティリティ でも使われています。 実際に末尾に付け加えられる接尾辞は、 hostname(1) を呼び出した結果の最初のドット以降となります。(下記の ホスト名検索のカスタマイズ の節を参照してください。)
最初の引数は検索を行なうホスト名となります。これが数字の場合、 "逆引き" が実行されます。すなわちドメインシステムは数字を名前に変換するための別 のデータベース群を参照します。
2 番目の引数は省略可能です。ここでは問い合わせを行なうサーバを指定する ことができます。この引数が指定されなければ、デフォルトのサーバ (通常は ローカルマシン) が使われます。
名前が指定された場合、3 つの異なった種類の結果が出力されます。 以下はそれらの例です。
sun4.rutgers.edu is a nickname for ATHOS.RUTGERS.EDU
ATHOS.RUTGERS.EDU has address 128.6.5.46
ATHOS.RUTGERS.EDU has address 128.6.4.4
ATHOS.RUTGERS.EDU mail is handled by ARAMIS.RUTGERS.EDU
ここでユーザはコマンド " host sun4" を入力しています。最初の行は名前 "sun4.rutgers.edu" は実際にはニックネームであることを示しています。 正式なホスト名は "ATHOS.RUTGERS.EDU" です。続く 2 行ではアドレスが表示 されています。もし複数のネットワークインタフェースをもつシステムであ れば、その各々は別のアドレスを持ちます。最後の行では ATHOS.RUTGERS.EDU は自分に対するメールは受け取らないことを示しています。このホスト宛ての メールは ARAMIS.RUTGERS.EDU によって取り込まれます。いくつかのシステム ではそのメールを扱うシステムが複数存在することがあり、その場合はこの行 のような情報がさらに出力されます。技術的にはメールを受け取ることのでき るすべてのシステムがこのようなエントリを持つと考えられます。もしシステム がそのメールを自分自身で受け取る場合、
のように、そのシステム自身について言及したエントリがあるはずです。しかし、 メールを自分で受け取る多くのシステムではわざわざその事実について言及し ていません。もしあるシステムに "mail is handled by" のエントリがあるのにアドレスがなければ、 それは本当はインターネットの構成員ではないが、 ネットワーク上のあるシステムがメールをそこに転送してくることを示しています。 Usenet や Bitnet やその他の多くのネットワーク上のシステムではこの種の エントリを持っています。
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本オプションは host が応答を永遠に待つようにします。 通常は、約 1 分でタイムアウトします。 | |
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「冗長」書式を表示に使用します。
これは、公式なドメインマスタファイルの書式であり、
named(8)
のマニュアルページに記述されています。
本オプションを指定しないと、出力は一般的にこの形式に従うものの、
一般ユーザにとってより理解し易い形式に変更しようとします。
" | |
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再帰的な問い合わせを行ないません。これは ネームサーバがそのサーバ自身のデータベースに所持しているデータのみを返すこ とを意味します。サーバは他のサーバに情報の問い合わせを行ないません。 | |
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デバッグを有効にします。 ネットワークトランザクションの詳細が表示されます。 | |
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署名から親の鍵を追跡します (DNSSEC)。 | |
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特定の
querytype
の情報の検索を指定することができます。
引数は
named(8)
の man ページにおいて定義されています。現在サポートされ
ているタイプには以下のものが含まれます:
" a",
" aaaa",
" ns",
" md",
" mf",
" cname",
" soa",
" mb",
" mg",
" mr",
" null",
" wks",
" ptr",
" hinfo",
" minfo",
" mx",
" uinfo",
" uid",
" gid",
" unspec"
さらに、ワイルドカード (これは
" any"
か
" *"
として指定されます) があり、上記のすべてのタイプを指定するためにつかいます。
タイプは小文字で指定しなければなりません。
デフォルトでは最初に
" a"
が検索され、次に
" mx"
が検索されます。ただし、verbose オプションが指定されていると、デフォルトでは
" a"
のみの検索を行ないます。オプション
" | |
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"すべて"
。
" | |
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完全なドメインを列挙します。例えば
は、rutgers.edu domain 内のすべてのホストを列挙します。
"
は、rutgers.edu に対するゾーンデータの完全なダウンロードを、 公式なマスタファイル書式で与えます (しかしながら、不可解な理由で、SOA レコードは 2 度表示されます)。
注:
" | |
HOSTALIASES | (ホストの別名 , 完全なホスト名) のペアを含んでいるファイルのファイル名 |
/etc/resolv.conf | resolver(5) を参照してください。 |
"
と指定して foo.edu のすべてのネームサーバ のリストを得てから、動作するものが見つかるまでリストにあるすべての ネームサーバについて
(ここで " xxx" はネームサーバ) を試みれば良いでしょう。
BSD 4 | HOST (1) | December 15, 1994 |
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“ | Ken Thompson has an automobile which he helped design. Unlike most automobiles, it has neither speedometer, nor gas gauge, nor any of the other numerous idiot lights which plague the modern driver. Rather, if the driver makes a mistake, a giant “?” lights up in the center of the dashboard. “The experienced driver,” says Thompson, “will usually know what's wrong.” | ” |