総合手引 | セクション 1 | オプション |
ncplogin コマンドは NetWare サーバとの持続的なコネクションを作成します。持続的な コネクションは、それを使用するアプリケーションがなくなっても残ります。 これによってユーザは ncp* プログラムをファイルサーバやユーザ名を指定せずに 使用することができるようになります。コネクションは ncplogout(1) コマンドによって解除されます。
このマニュアルで解説している大文字のオプションは他の ncp* プログラムと共通で、
"connection options"
として参照されます。
オプションは以下の通りです。
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接続する
NetWare
サーバ名を指定します。これは
IPX
サーバにのみ有効です。
ネイティブ
IP
サーバについては
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ログイン手続きで使用するユーザ名を指定します。 | |
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host 引数で指定した NetWare 5.x サーバへの接続に UDP プロトコルを用います。 | |
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パスワードを大文字に変換しません。 | |
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コネクションをプライマリとしてマークします。既に作成されているコネクションに 変更を加えることができます。 ncplogin プログラムだけがこのオプションを理解します。 | |
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signature_level
を使用しようとします。
使用可能な値は次の通りです:
値 意味 0 署名を禁止します 1 有効化します (サーバが要求すれば署名を許可します) 2 サーバに署名を要求しますが、署名なしでも動作することを許可します 3 署名を要求します パケットヘッダへの署名だけが実装されていることに注意してください。 | |
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コネクションもユーザ間で共有されます。その際に、
mode
引数のビットがファイルのパーミッションのようにふるまいます。
マスク 意味 4 READ - コネクションを見ることができます。 2 WRITE - コネクションを閉じたり、変更することができます。 1 EXECUTE - ユーザはリクエストを実行することができます。デフォルトではコネクションは mode 0700 で作成され、 所有者のみがそれを任意に使用することができます。
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パスワードを要求しません。 実行時に ncplogin は ~/.nwfsrc ファイルから設定の追加とパスワードを読み込みます。 もし指定された server:user のパスワードが存在しなければ、 ncplogin はそれを要求するプロンプトを表示します。 | |
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コネクションに対する owner と group の属性を指定します。新しく作成されたコネクションでは owner 属性に作成者のユーザ ID が、 group 属性に作成者のプライマリグループが使用されます。 この動作はこのオプションによって変更することができます。 owner を変更できるのはスーパユーザだけです。 | |
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接続を持続的なものとしてマークします。 ncplogin ユーティリティは常に持続的なコネクションを作成します。 このオプションは他の ncp* プログラムで使用可能です。 | |
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接続をあきらめる前の再試行回数を指定します。既定値は 10 です。
注: コネクションが 'BAD' とマークされたあとは、リクエスト毎にそれを回復 しようと試みます。このプロセスは NCP コネクションだけを回復しようとしますが、 'BAD' とマークされたときに オープンされていたファイルを再オープンしようとはしません。 | |
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サーバへのリクエスト時のタイムアウト時間を秒単位で指定します。 既定値は 5 秒です。 | |
/server:user | |
この文法は単純な操作のために提供されており、
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~/.nwfsrc | はコネクションやその他の情報に関して静的なパラメータを保持します。詳細は /usr/share/examples/nwclient/dot.nwfsrc を参照してください。 |
NCPLOGIN (1) | September 15, 1999 |
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“ | Like a classics radio station whose play list spans decades, Unix simultaneously exhibits its mixed and dated heritage. There's Clash-era graphics interfaces; Beatles-era two-letter command names; and systems programs (for example, ps) whose terse and obscure output was designed for slow teletypes; Bing Crosby-era command editing (# and @ are still the default line editing commands), and Scott Joplin-era core dumps. | ” |
— The Unix Haters' handbook |