which
および
who
で指示されるプロセス、プロセスグループ、
またはユーザのスケジュール優先順位は
getpriority()
システムコールで取得され、
setpriority()
システムコールで設定されます。
which
引数は、
PRIO_PROCESS,
PRIO_PGRP
または
PRIO_USER
のどれかであり、
who
は
which
に関連して解釈されます
( PRIO_PROCESS
の場合はプロセス識別子、
PRIO_PGRP
の場合はプロセスグループ識別子、および
PRIO_USER
の場合はユーザ ID)。
who
の値が 0 であるのは、
現在のプロセス、プロセスグループ、またはユーザを表します。
prio
引数は -20 から 20 の範囲の値です。
デフォルトの優先順位は 0 です。
優先順位が低いと、スケジュール調整にはより都合がよくなります。
getpriority()
システムコールは、指定のプロセスのいずれかが享受する最高の優先順位を
返してきます (最も小さい数値です)。
setpriority()
システムコールは、指定されたすべてのプロセスの優先順位を指定の値に設定します。
スーパユーザだけが優先順位を低くできます。