このドライバは、フロッピディスクドライブおよび QIC40/80
テープドライブへのアクセスを提供します。
/dev ディレクトリには、各フロッピディスクデバイス用に多数の
マイナデバイスが存在します。 デバイス名が英文字で終わる
/dev/fd* デバイスは、フロッピディスク上の 'パーティション' を
表すのに使用されます。
/dev/fd*.<数字> という名前のデバイスは、フロッピディスクの
サイズ (つまり、720KB や 1440KB など) を表します。後者は、
fdformat コマンドを使ってフロッピディスクをフォーマットするときや、
複数の記録密度のフロッピディスクを扱えるドライブで、異なる記録密度の
フロッピディスクにアクセスするとき (例: 1.44MB ドライブで 720KB
ディスクにアクセスするとき) に使われます。
通常は、フロッピドライブの設定を得るために、
システムの CMOS メモリに問い合わせます。
CMOS 内部に、この設定値を持たないマシンもいくつかあります。
こうしたマシンでは、
‘0x1’
という値のフラグを使用して、CMOS に問い合わせを行わずに、
1.44MB フロッピドライブを最初のユニットとして見せかけるように
してください。