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ビデオカードは他のドライバと同じ範囲の I/O ポートを使用するかもしれないので、 キーワード conflicts が必要です。
vga ドライバは次の規格のビデオカードをサポートします: MDA, CGA, EGA, VGA。 さらに、ビデオカードがサポートしていれば VESA 拡張 BIOS を利用することもできます。 VESA サポートは静的にカーネルに含めておくことも、 独立したモジュールとして読み込むこともできます。
VESA サポートをカーネルに静的にリンクするためには、 カーネル設定ファイルで VESA オプション(以下参照) と VM86 オプションを定義することが必要です。
vesa モジュールは kldload(8) を使って動的にカーネルに読み込むことができます。 このためには、 VM86 オプションをカーネル設定ファイルで定義しておく必要があります。
VGA_ALT_SEQACCESS | |
マウスポインタが正しく描画されない場合や、 あるいはフォントが VGA カードにうまく読み込めていないように思える場合には、 このオプションを試すと良いかも知れません。 ただしシステムによってはちらつきが生じるようになるかもしれません。 | |
VGA_SLOW_IOACCESS | |
古い VGA カードを正しく動作させるためにこのオプションが必要かもしれません。 これによってドライバは VGA レジスタに対しバイト幅の I/O を行なうようになり、 若干動作が遅くなります。 | |
以下のオプションはドライバに任意選択の機能を付け加えます。
VESA | ドライバに VESA BIOS サポートを加えます。 もし VGA カードが VESA 拡張 BIOS 1.2 以降を持っていれば、 このオプションによって高解像度モードへの切り替えに VESA BIOS を利用するようになります。 このオプションを使用するには VM86 オプションも必要です。 |
VESA_DEBUG=N | |
VESA サポートのデバッグレベルを N にします。 デフォルトは 0 で、すべてのデバッグ出力は抑制されます。 | |
以下のオプションは vga ドライバから機能を削り、カーネルの使用メモリを節約します。
VGA_NO_FONT_LOADING | |
vga ドライバは EGA や VGA のカードにソフトウェアフォントを読み込めます。 このオプションはこの機能を削ります。 | |
VGA_NO_MODE_CHANGE | |
このオプションはドライバがビデオモードを変更できないようにします。 | |
device vga0 at isa? port ? conflicts
VESA 拡張 BIOS サポートを有効にするためには、 カーネル設定ファイルに次の 3 行を含めてください。
options amp;"VM86amp;"
options amp;"VESAamp;"
device vga0 at isa? port ? conflicts
VESA サポートをカーネルに含めたくないが、たまには使いたい場合には、 次の 2 行をカーネル設定ファイルに加えてください:
options amp;"VM86amp;"
device vga0 at isa? port ? conflicts
そして使いたくなったら vesa モジュールを読み込んでください:
kldload vesa
VESA BIOS Extension (VBE),
,FreeBSD | VGA (4) | February 9, 1999 |
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