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DES の場合、
鍵は 56 ビット長で、型によっては各バイトにパリティがつきます。MD5
の場合、鍵は 64 ビット (8 バイト) です。
ntpd(8)
は、
コマンドラインオプション
鍵ファイルは、設定ファイルと同様のコメント記述法 を使用しています。鍵のエントリは
の形式の固定されたフォーマットを使用します。ここで、 keyno は正の整数、 type は鍵の形式を定義する単一文字、 key は鍵それ自身です。
key は、 type 文字による制御で、4 つの異なるフォーマットの うちの 1 つで与えられます。4 つの鍵の型とそれに対応するフォーマットは、 次にあげるとおりです。
S | 鍵は、 DES 仕様に定められたフォーマットの 64 ビットの 16 進数で、各オクテットの上位 7 ビットが使用された 56 ビット 鍵です。各オクテットの下位 1 ビットは、オクテットを奇数パリティに 保つように与えられます。先頭の 0 は省略できません (すなわち、鍵は 正確に 16 桁の 16 進数である必要があります)。また、奇数パリティが保 たれねばなりません。それゆえ、0 鍵は、標準フォーマットで、 ‘0101010101010101’ として与えられます。 |
N | 鍵は、NTP 標準で定められたフォーマットの 64 ビットの 16進数です。 これは、各オクテットを 1 ビット右 rotate して、パリティビットが オクテットの上位ビットになったことを除いては、DES フォーマット と同じです。先頭の 0 は省略できず、奇数パリティが保たれねばなりません。 0 鍵は、 NTP フォーマットで、 8080808080808080 のように指定されます。 |
A | 鍵は 1 から 8 文字の ASCII 文字列です。鍵は、文字列中の各文字の ASCII の下位 7 ビットを使用して構成されます。56 ビット幅の 鍵を作るために、 Unix パスワードから暗号化鍵を作るのと 同じ方法で、必要なら 0 が右端に付加されます。 |
M | 鍵は 1 から 8 文字の ASCII 文字列で、MD5 の認証方式を 使用しています。鍵と認証方式 (DES または MD5) の両方が、同じ鍵 番号を共有する一組の通信相手の間で同一である必要があることに 注意してください。 |
ntpq(8) と ntpdc(8) プログラムで使用される鍵は、 プログラムによって要求されるパスワードに対してチェックされ、 また手動で入力されるため、ASCII 形式でこれらの鍵を指定することは 通常は適切です。
/etc/ntp.keys | デフォルトの設定ファイル名 |
NTP.KEYS (5) | January 13, 2000 |
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“ | UNIX has been evolving feverishly for close to 30 years, sort of like bacteria in a cesspool — only not as attractive | ” |
— John Levine, "Unix for Dummies" |