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manページ  — KLDXREF

名称

kldxref – カーネルローダ用のヒントの生成

内容

書式


kldxref [-Rdv] [-f hintsfile] path ...

解説

kldxref ユーティリティは、ヒントファイルの生成に使用されます。 ヒントファイルには、モジュール、モジュールのバージョン、 モジュールを含むファイルを列挙します。 これらのヒントはカーネルローダが使用し、 特定の KLD モジュールをどこから見付けるかを決定します。

コマンド行には、モジュールが含まれるディレクトリを指定します。 ディレクトリ毎に、別々のヒントファイルが生成されます。 あるディレクトリに対してヒントレコードがなにも無い場合、 ヒントファイルは生成されず、 既存のヒントファイルは (当該ディレクトリにあれば) 削除されます。

次のオプションが使用可能です:
-R
  サブディレクトリに対して再帰実行します。
-d
  ヒントファイルを生成せず、モジュールメタデータを標準出力へ表示します。
-f hintsfile
  linker.hints 以外のヒントファイル名を指定します。
-v
  冗長モードで動作します。

使用例

標準モジュールと追加モジュールの両方に対してヒントファイルを構築します:

    kldxref /boot/kernel /boot/modules

すべてのインストール済のカーネルに対してヒントファイルを構築します:

    kldxref -R /boot

関連項目

kld(4) [英語], kldconfig(8), kldload(8), kldstat(8), kldunload(8)

歴史

kldxref ユーティリティが最初に登場したのは FreeBSD 5.0 です。

作者

kldxref ユーティリティを実装したのは Boris Popov <bp@FreeBSD.org> です。 このマニュアルページを書いたのは Boris Popov <bp@FreeBSD.org> Dag-Erling Sm/orgrav <des@FreeBSD.org> です。

KLDXREF (8) October 9, 2001

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