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loader.4th のコマンド自身は、 ほとんど全部の用途に間に合う程には十分ではありません。 最もありふれた状況における使用例については、 後述の使用例を参照してください。 追加のコマンドについては、 loader(8) を参照してください。
loader.4th で提供されるコマンドを使用する前に、 loader.4th を次のコマンドで組み込む必要があります:
include loader.4th
この行は、デフォルトの /boot/loader.rc ファイルにありますので、標準の設定では不要です (し、再発行してはなりません)。
これにより提供されるコマンドは、次の通りです:
boot
boot kernelname [ ...] boot directory [ ...] boot | |
読み込んだ
loader.conf(5)
ファイルに指定される通りにブートへ進みます。
渡される引数に依存し、 ブートフラグとカーネル名もしくはカーネルとモジュールの検索パスを変更します。
| |
boot-conf
boot-conf kernelname [ ...] boot-conf directory [ ...] boot-conf | |
前述の
boot
と同様に動作しますが、すぐにブートするのではなく、
autoboot
を使用しますので、止めることが可能です。
| |
start |
/boot/defaults/loader.conf
と、ここで指定される他のすべての
loader.conf(5)
ファイルを読み込み、これらに指定される通りにブートへ進みます。
これはデフォルトの
/boot/loader.rc
ファイルで指定されるコマンドであり、
autoboot
コマンド (
loader(8)
参照) を使用しますので、更に
loader(8)
と対話するために止めることが可能です。
|
initialize |
サポートライブラリを初期化します。これにより、最初に
start
を実行することなくコマンドを使用可能となります。
start
のように、
/boot/defaults/loader.conf
とそこで指定される他の
loader.conf(5)
ファイルを読み込みます。
スタック上にフラグを返し、
なんらかの設定ファイルを成功裏にロードできたかを示します。
|
read-conf filename |
loader.conf(5)
ファイルを読み込み、処理します。ブートへは進みません。
|
enable-module module |
module
のロードを有効にします。
|
disable-module module |
module
のロードを無効にします。
|
toggle-module module |
module
のロードのオンオフを切り替えます。
|
show-module module |
モジュール
module
に関して
loader.conf(5)
ファイル中で収集した情報を表示します。
|
retry |
loader.conf(5)
ファイル中で使用され、モジュールのロードに失敗した後の動作を指定します。
|
ignore | loader.conf(5) ファイル中で使用され、モジュールのロードに失敗した後の動作を指定します。 |
/boot/loader | loader(8) です。 |
/boot/loader.4th | |
loader.4th 自身です。 | |
/boot/loader.rc | loader(8) ブートストラップスクリプトです。 |
/boot/defaults/loader.conf | |
start コマンドによってロードされるファイルです。 | |
include /boot/loader.4th start
標準の設定で別のカーネルをロードするには、次のようにします:
set kernel="kernel.old" unload boot-conf
追加の設定ファイルを読み込み、ブートへ進みます:
unload read-conf /boot/special.conf boot-conf
起動画面モジュールとビットマップの読み込みを無効化し、ブートへ進みます:
unload disable-module splash_bmp disable-module bitmap boot-conf
LOADER.4TH (8) | September 30, 2004 |
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