mount_std
ユーティリティは
``標準'' ファイルシステムをファイルシステムにマウントする一般的な機構です。
mount_std
ユーティリティは現在以下のファイルシステムをサポートしています:
devfs,
fdescfs,
linprocfs,
procfs
。
``標準'' ファイルシステムは:
- 標準の
-o
オプションだけを受け付けます
"ro",
"rw",
"nodev",
"noexec",
"nosuid",
"union"
。
- ユーザに見える名前と同じ、カーネルファイルシステムモジュール名を持ちます。
- mount_std
ユーティリティでは特別な処理を行う必要は有りません。
オプションを以下に示します:
-o
|
|
-o
フラグの後には、コンマで区切ったオプション文字列を指定することができます。
指定可能なオプションとその意味は、
mount(8)
マニュアルページを参照して下さい。
|
mount_std
ユーティリティは 0 番目のコマンドライン引数 (呼ばれたコマンド名) を検査し、
マウントすべきファイルシステムを判定します。
これが
"_fsname"
で終らない場合、
mount_std
は
(mount(8)
と同じく)、ファイルシステムタイプの名前のみが 0 番目の引数に格納されていると
見なします。
mount_std
ユーティリティは、この様にマウントされる分散ファイルシステムのコマンドへの
適切なリンクとして、通常はインストールされます。
各ファイルシステムの機能に関しては、
mount_
ユーティリティのマニュアルページを御覧下さい。
ファイルシステムに関する詳細は以下のマニュアルページを参照下さい:
devfs(5),
fdescfs(5),
linprocfs(5),
procfs(5)
。