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manページ  — MOUNT_STD

名称

mount_std, mount_devfs, mount_fdescfs, mount_linprocfs, mount_procfs – "標準" ファイルシステムをマウントする

内容

書式


mount_ [-o options] fs mount_point

解説

mount_std ユーティリティは ``標準'' ファイルシステムをファイルシステムにマウントする一般的な機構です。 mount_std ユーティリティは現在以下のファイルシステムをサポートしています: devfs, fdescfs, linprocfs, procfs 。 ``標準'' ファイルシステムは:
  1. 標準の -o オプションだけを受け付けます "ro", "rw", "nodev", "noexec", "nosuid", "union" 。
  2. ユーザに見える名前と同じ、カーネルファイルシステムモジュール名を持ちます。
  3. mount_std ユーティリティでは特別な処理を行う必要は有りません。

オプションを以下に示します:
-o
  -o フラグの後には、コンマで区切ったオプション文字列を指定することができます。 指定可能なオプションとその意味は、 mount(8) マニュアルページを参照して下さい。

mount_std ユーティリティは 0 番目のコマンドライン引数 (呼ばれたコマンド名) を検査し、 マウントすべきファイルシステムを判定します。 これが "_fsname" で終らない場合、 mount_std は (mount(8) と同じく)、ファイルシステムタイプの名前のみが 0 番目の引数に格納されていると 見なします。 mount_std ユーティリティは、この様にマウントされる分散ファイルシステムのコマンドへの 適切なリンクとして、通常はインストールされます。 各ファイルシステムの機能に関しては、 mount_ ユーティリティのマニュアルページを御覧下さい。

ファイルシステムに関する詳細は以下のマニュアルページを参照下さい: devfs(5), fdescfs(5), linprocfs(5), procfs(5)

診断

argv[0] must end in _fsname mount_std ユーティリティが "mount_std" の 0 番目の引数のコマンドとして呼ばれました。
%s file system not available 固有のファイルシステムタイプがカーネル中に存在せず、 ロード可能なモジュールが見付かりません。

関連項目

mount(2), unmount(2), getvfsbyname(3), devfs(5), fdescfs(5), fstab(5), linprocfs(5), procfs(5), mount(8)

警告

``標準'' ファイルシステムは NFS エクスポートできません。

歴史

mount_std は FreeBSD 2.2 から登場しました。 ロード可能なファイルシステムモジュールは FreeBSD 2.0 から登場しました。 "fdescfs" "procfs" ファイルシステムタイプは FreeBSD 2.0 から登場しました; "devfs" ファイルシステムタイプは FreeBSD 2.2 から登場しました; "linprocfs" ファイルシステムタイプは FreeBSD 4.0 から登場しました。

MOUNT_STD (8) May 13, 1996

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— Alan Turing