OPIE 認証コンポーネントは、ユーザの識別情報が正しいことを確認する機能
(
pam_sm_authenticate())
を提供します。
この機能は、適切な
opie(4)
資格を獲得します。
この機能は、ユーザに対して OPIE チャレンジを与え、
opiechallenge(3)
を使用してこの正しさを確認します。
次のオプションを認証モジュールに渡すことが可能です:
debug
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LOG_DEBUG
レベルでの
syslog(3)
デバッグ情報です。
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auth_as_self
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本オプションは、アクセスしようとしているアカウントのユーザではなく、
getlogin(2)
で得られるユーザとして、ユーザが自己を認証することを求めます。
このオプションの第一義は、
su(1)
のような、ユーザが自己のパスワードを再度入力すれば十分と考えられる
サービスのためのものです。
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no_fake_prompts
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OPIE 鍵を持たないユーザに対して、偽のチャレンジを生成しないようにします。
これは、仮想上の攻撃者に対して、
誰が OPIE を使用しており誰が使用していないのかという情報を漏曳することに
なってしまいますが、ほとんどのユーザは OPIE を使用しないが一部のユーザのみ
使用するシステムでは有用です。
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pam_opie
は標準オプション
try_first_pass
と
use_first_pass
を無視することに注意してください。
何故なら、ユーザが正当な応答を提出する前に、
チャレンジが生成されなければならないからです。