総合手引 | セクション 8 | English | オプション |
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ECHO_REQUEST ではなく ICMPv6 ノード情報 (アドレス) 問い合わせパケットを 生成します。 addrtype は以下の文字より構成される文字列でなければなりません。 | |
a | 全ての応答者のユニキャストアドレスを要求します。 もし省略されると、応答者のアドレスを持つ インタフェースに属するアドレスのみ要求します。 |
c | 応答者の IPv4 互換アドレスと IPv4 にマップされたアドレスを要求します。 |
g | 応答者のグローバルスコープアドレスを要求します。 |
s | 応答者のサイトローカルアドレスを要求します。 |
l | 応答者のリンクローカルアドレスを要求します。 |
A | 応答者のエニーキャストアドレスを要求します。 この文字がない場合、応答者はユニキャストアドレスのみ返します。 この文字がある場合、応答者はエニーキャストのみ返します。 仕様では、応答者のエニーキャストアドレスをどのように取得するかは 述べられていないことに注意してください。 これは実験的なオプションです。 |
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ソケットのバッファサイズを設定します。 | |
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ECHO_RESPONSE パケットを count 回送出 (そして受信) してから終了します。 | |
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使用されているソケットに SO_DEBUG オプションを設定します。 | |
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ECHO_REQUEST ping を垂れ流します。 パケットが返って来るとすぐ、もしくは 100 分の 1 秒に 1 回のうちの どちらか多い方の頻度でパケットを出力します。 ECHO_REQUEST パケットを送るたびに "amp;." が表示され、 ECHO_REPLY パケットを受信するたびにバックスペースが表示されます。 これによりどれだけのパケットが欠落したのかをすばやく表示することができます。 スーパユーザのみ使用可能です。 このオプションはネットワークに非常に負荷をかけるので、注意して使用する 必要があります。 | |
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終点に至る次ホップとして、 gateway を指定します。 ゲートウェイは、送信ノードの近隣であることが必要です。 | |
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IPv6 アドレスの逆検索を試行するよう、指定します。 本オプションを指定しない場合、 ping6 ユーティリティは逆検索を試行しません。 | |
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IPv6 の中継限界数を設定します。 | |
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与えられたインタフェースアドレスからパケットを送ります。 このフラグは、ping の宛先アドレスが マルチキャストアドレスの場合か、 リンクローカル / サイトローカルなユニキャストアドレスの場合に適用できます。 | |
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wait
で指定した秒数だけパケットの送出間隔を空けます。
デフォルトでは送出間隔は 1 秒です。
このオプションは
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ping6 は指定した preload 値だけ ECHO_REQUEST パケットを出来るだけ速く送信し、通常の動作に戻ります。 スーパユーザのみがこのオプションを使用できます。 | |
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デフォルトでは、最小 IPv6 MTU に納まるようにパケットを断片化するよう、
ping6
はカーネルに依頼します。
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数値の出力のみになります。 応答中に含まれるホストアドレスに対し、シンボル名の解決を試みません。 | |
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ノード情報マルチキャストグループ (node information multicast group)
(ff02::2:xxxx:xxxx)
をプローブします。
host
はターゲットの文字列のホスト名であることが必要です
(数値の IPv6 アドレスであってはなりません)。
ノード情報マルチキャストグループは、指定した
host
に基づいて計算し、最終的な終点として使用されます。
ノード情報マルチキャストグループは
リンクローカルなマルチキャストグループなので、
出力リンクを
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送出するパケットを埋める "pad" バイトを指定します。 "pad" バイトは 16 バイトを上限とします。 これはネットワーク上でデータ依存の問題を診断するときに有効です。たとえば "-p ff" は全て 1 の送出パケットを生成します。 | |
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policy でプローブに使う IPsec ポリシを指定します。 | |
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出力を抑制します。開始時と終了時の要約行しか表示しません。 | |
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要求パケットの始点アドレスを指定します。 始点アドレスは、 送信元ノードのユニキャストアドレスのうちのひとつであること、 数値であることが必要です。 | |
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送出するデータのバイト数を指定します。
デフォルトでは 56 バイトです。
これは、
ICMP
ヘッダデータの 8 バイトをつけた 64 バイトの
ICMP
データに変換されます。
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エコー要求ではなく ICMPv6 ノード情報対応要求種別問い合わせパケットを生成します。
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冗長出力を有効にします。 ECHO_RESPONSE 以外の受信 ICMP パケットも表示されます。 | |
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ECHO_REQUEST
ではなく ICMPv6 ノード情報 (FQDN) 問い合わせパケットを生成します。
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hops | タイプ 0 ルーティングヘッダ中に置かれる、中間ノード用の IPv6 アドレスです。 |
host | 最終的な終点ノードの IPv6 アドレスです。 |
問題の切り分けのために ping6 を用いるには、ローカルインタフェースが up かつ running であることを 確認するため、まずローカルホスト上で実行します。 その後、より遠くのホストやゲートウェイに "ping" をしていきます。 経路周回時間 (round-trip time) と消失パケットの統計が計算されます。 重複したパケットが受信された場合、そのパケットは消失パケットの計算には 含まれませんが、経路周回時間の統計の計算には 使われます。 指定されたパケットの数が送信され (受信され) たとき、もしくはプログラムが SIGINT で終了した場合、簡単な要約が表示されます。 要約に書き出されるのは、送出したパケット数、受信したパケット数、そして 経路周回時間の最小/平均/最大/標準偏差です。
ping6 が SIGINFO シグナル ((stty) 1 の status 引数を参照して下さい) を受け取った場合、現時点での送出したパケット数、受信したパケット数、そして 経路周回時間の最小/平均/最大/標準偏差が標準終了時のメッセージと同じ書式で 標準出力に書かれます。
このプログラムは主にネットワークのテスト、計測、管理に用いられることを 想定しています。 ping6 はそれ自体ネットワークに負荷をかけるので、トラブルのないときや自動スクリ プトで用いることは勧められません。
障害パケットは、警告を引き起こす重大な原因であることは間違いありません。 多くの場合、 ping パケットの経路のどこか (ネットワーク内かホスト内) のハードウェアの故障が 考えられます。
このことは、つまり、データに依存した問題があるとき、それを見付けるためには
テストをたくさんしなければならないということです。運がよければ、
あるネットワークを通して送れない、あるいは同じような長さのファイル
よりも送るのにずっと長時間かかるようなファイルを見付けることが
できるかもしれません。
この場合、そのファイルを調べ、繰り返し現われるパターンを
ping6
の
ping6 -n dst.foo.com
以下は、 wi0 インタフェースに接続されたネットワークリンク上の 全ノードのホスト名を検出します。 アドレス ff02::1 は、リンクローカル全ノードマルチキャストアドレスと名付けられており、 パケットはネットワークリンク上の全ノードに到達します。
ping6 -w ff02::1%wi0
以下は、終点ノード dst.foo.com に割り当てられたアドレスを検出します。
ping6 -a agl dst.foo.com
RFC2463, Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification, December 1998.
, ,draft-ietf-ipngwg-icmp-name-lookups-09.txt, work in progress material, IPv6 Node Information Queries, May 2002.
,KAME Project ( http://www.kame.net/) スタックを基とする IPv6 および IPsec のサポートは、 FreeBSD 4.0 で初めて組み込まれました。
我々が何故 ping6 と ping(8) の実装を分けたのかという議論が沢山ありました。 IPv4 と IPv6 両用の ping コマンドに統一した方が便利だと言う人もいました。 この要求に対する答えは次の通りです。
開発者の視点から: IPv4 と IPv6 とで下位の raw ソケット API が全く異なりますので、 2 種類のコードベースを持つことになります。 ふたつのコマンドをあわせて単一コマンドにしても、実際、 開発者の立場からは利益はないでしょう。
操作者の視点から:
リモートログインツールのような通常のネットワークアプリケーションとは異なり、
通常、ネットワーク管理ツールを使用するときはアドレスファミリを意識します。
単にホストへの到達可能性を知りたいのではなく、
IPv6 等の特定のプロトコルでのホスト到達性を知りたいのです。
よって、IPv4 と IPv6 用に統合された
ping(8)
コマンドがあったとしても、常に
PING6 (8) | May 17, 1998 |
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