| 総合手引 | セクション 8 | English | オプション |
オプションは以下の通りです。
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| パスワードファイルが正しいフォーマットかどうかをチェックします。 どのファイルも変更、追加、削除を行ないません。 | |
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| ファイルに対するロックを取得できない場合にはエラー状態で終了するように、 pwd_mkdb に指示します。 デフォルトでは、ソースファイルに対するロックを、ブロックして待ちます。 データベースの再構築中、このロックは保持されます。 | |
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| バージョン 7 スタイルのパスワードファイルを作成し、 /etc/passwd にインストールします。 | |
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master.passwd
ファイルのロックの失敗を無視します。
競合が起き得ないような、リリースの過程で NFS 越しにパスワードファイルを
構築する場合に、このオプションは使用されます。
ロックを無視するために
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| /etc の代わりに、指定された先のディレクトリにデータベースを保存します。 | |
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| 指定したユーザのレコードだけ更新します。 単一ユーザに対してのみ作用するユーティリティは、このオプションを使用し、 データベース全体を再構築するオーバヘッドを避けることが出来ます。 | |
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| ハッシングライブラリが使用するメモリキャッシュの大きさを、 メガバイト単位で指定します。 ユーザ数が多いシステムでキャッシュを小さくすると、 データベースファイルの再構築に耐えがたいほどの長時間を要します、 おおざっぱな目安では、 pwd_mkdb の使用メモリ量はここで指定した大きさの 2 倍をちょっと越えたものになります。 デフォルト値は 2 メガバイトです。 | |
2 つのデータベースの違いは、安全なバージョンでは、ユーザのパスワードが 暗号化されて入っており、安全でないバージョンでは、パスワードが ``*'' と なっていることです。
このデータベースは、 C ライブラリパスワードルーチンに使われます (getpwent(3) を参照)。
pwd_mkdb ユーティリティは成功したときは 0 を返し、失敗したときは 0 以外を返します。
| /etc/pwd.db | |
| セキュリティのないパスワードデータベースファイル | |
| /etc/pwd.db.tmp | |
| 一時ファイル。 | |
| /etc/spwd.db | |
| セキュリティのあるパスワードデータベースファイル。 | |
| /etc/spwd.db.tmp | |
| 一時ファイル。 | |
| /etc/master.passwd | |
| 現在のパスワードファイル。 | |
| /etc/passwd | |
| バージョン 7 フォーマットのパスワードファイル。 | |
複数の人が、 pwd_mkdb を同時に異なるパスワードファイルに対して走らせると、 明らかにレース (race; 競合) になってしまいます。 pwd_mkdb のフロントエンドである chpass(1), passwd(1), vipw(8) では、この問題を避けるために必要なロック操作を行います。
| PWD_MKDB (8) | June 6, 1993 |
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