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比較は、それぞれのファイルの "join field" と呼ばれるフィールドで 行ないます。デフォルトでは、各行の最初のフィールドが使用されます。 file1 と file2 の中で、 "join field" が一致した行が組みとなり、1 行で出力されます。 join field と、 file1 のうちの残りのフィールド、その後、 file2 のうちの残りのフィールドが 1 行になって出力されます。
フィールドの区切は、デフォルトではタブか空白文字です。複数のタブや空白 が繋っていても、1 つの区切とみなされ、読み込み時にこれらは無視されます。 出力時の各フィールドの区切は、デフォルトでは空白 1 文字です。
ファイルとフィールドの番号に関し、多くのオプションがあります。これらの 番号は常に、1 から始まります。すなわち、コマンドラインの最初のファイル はファイル番号 1 番であり、各行の最初のフィールドは、フィールド番号 1 番となります。
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デフォルトの出力に加えて、 file_number で指定したファイルに関して、同一フィールドがなかった行を表示します。 | |
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出力時に、空のフィールドがあれば string で指定した文字列に置き換えます。 | |
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join
の処理して出力すべき行に関し、デフォルトの順序でなく、
list
で指定した順序で各ファイルの各フィールドを出力
するようにします。
list
の各要素は、
‘file_number.field’
または
‘0’
(ゼロ)
で表わし、要素間は、コンマ
(‘amp;,’)
か空白で区切ります
(空白で区切る場合は、シェルが要素を別々のパラメータに分解しないよう
クォーティングするか、複数の
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入力および出力に使用するフィールドの区切として char で指定した文字を使用するようにします。 1行の中で出現したすべての char が有効です。 | |
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file_number
で指定したファイル番号のファイルに関して、
join 処理で同一フィールドが見つからなかった行だけを表示する
ようにします。
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ファイル 1 の "join field" を field で指定した番号のフィールドとします。 | |
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ファイル 2 の "join field" を field で指定した番号のフィールドとします。 | |
デフォルトのフィールド区切り文字が使われる場合、
結合の対象となるファイルは、結合すべきフィールドをキーとして
sort(1)
に
file1 または file2 のうちの片方が "-" であった場合には、標準入力が使われます。
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デフォルトの出力に加え、file1 と file2 の各々で、同一フィールド がない行を表示します。 | |
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ファイル1の ``join field'' を field で指定した番号のフィールドとします。 | |
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ファイル2の ``join field'' を field で指定した番号のフィールドとします。 | |
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file1 と file2 の ``join field'' を field で指定した番号のフィールドとします。 | |
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歴史的な
join
の実装では
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これらのオプションは、修正をしたくないような非常に古いシェルスクリプト のためだけに用意されています。 これらのオプションは、使うべきではありません。
JOIN (1) | July 5, 2004 |
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“ | This philosophy, in the hands of amateurs, leads to inexplicably mind-numbing botches like the existence of two programs, “head” and “tail,” which print the first part or the last part of a file, depending. Even though their operations are duals of one another, “head” and “tail” are different programs, written by different authors, and take different options! | ” |
— The Unix Haters' handbook |