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manページ  — LAM

名称

lam – ファイルを並べて結合する

内容

書式


lam [-f min .max] [-s sepstring] [-t c] file ...
lam [-p min .max] [-s sepstring] [-t c] file ...

解説

lam は指定されたファイルを並べてコピーし、標準出力に出力します。 各入力ファイル file n 行目は、出力の n 行目を構成する要素と見なされ、結合されます。 `-' というファイル名は標準入力と見なされ、 繰り返し指定することもできます。

通常、各オプションはその直後の file に対してのみ有効です。 オプション文字が大文字で指定されれば、 再び大文字になっていないオプションが現れるまで、 後続する全てのファイルに対して適用されます。 オプションは以下の通りです。
-f min .max
  行の構成要素をフォーマット文字列 min .max に従って出力します。ここで min は最小フィールド幅、 max は最大フィールド幅です。 もし min が 0 で始まっていれば、 フィールド幅を満たすために 0 が付加されます。 もし min が `-' で始まっていれば、その要素はフィールド内で左詰めされます。
-p min .max
  -f と同様ですが、 このファイルが EOF に達したにもかかわらず他のファイルがまだ残っていれば、 このファイルのフィールドをパディングします。
-s sepstring
  次のファイルからの行要素を表示する前に sepstring を表示します。 このオプションは最終ファイルの後に指定することもできます。
-t c
  入力ファイルの行の終端文字として、改行文字に代えて、 c を用います。 省略された各出力行には、通常、改行文字が追加されます。

複数ファイルを並べて表示する簡便な方法については pr(1) を参照して下さい。

使用例

次のコマンド
lam file1 file2 file3 file4

は4つのファイルを各々行毎に結合します。 4つの異なるファイルの行をマージするには、以下のコマンドを用います。

lam file1 -S "\
" file2 file3 file4

1つのファイルの行を1行おきに結合するには、以下のコマンドを用います。

lam - - < file

`@' で示された部分を置換して letter を作成するには、 以下のコマンドを用います。

lam -t @ letter changes

関連項目

join(1), paste(1), pr(1), printf(3)

規格

lam の機能の一部は、 paste(1) ユーティリティとして、 IEEE Std 1003.2 ("POSIX.2") が標準化しています。

バグ

lam ユーティリティは、マルチバイト文字を認識しません。

LAM (1) August 12, 2004

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The most horrifying thing about Unix is that, no matter how many times you hit yourself over the head with it, you never quite manage to lose consciousness. It just goes on and on.
— Patrick Sobalvarro