-f packinglist
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ファイル
packinglist
から、もしくは
packinglist
が
-
(ダッシュ)であれば
stdin
から、package 用の
"packing list"
を取得します。
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-c
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[]desc
ファイル
desc
から、もしくは先頭が
-
で始まっていれば引数自身から、package の
"一行説明"
を取得します。
この文字列は、package が提供するもののバージョンを知る
手がかりとなるべきです。
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-d
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[]desc
ファイル
desc
から、もしくは先頭が
-
で始まっていれば引数自身から、package の長い説明を取得します。
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-Y
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質問に対してのデフォルトの回答を `Yes' とします。
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-N
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質問に対してのデフォルトの回答を `No' とします。
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-O
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`packing list Only' モードに移行します。
これは
FreeBSD
Ports Collection
のための特別な修正であり、port がインストールされる時の
`fake pkg_add' を行うために用いられます。
このような場合には、調整された最終的な packing list が
どのようなものになるかを知る必要があるのです。
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-v
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饒舌な出力に切り替えます。
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-h
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tar がシンボリックリンクをたどるようにします。
この結果、リンク自身ではなくリンク先のファイルが出力されます。
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-i iscript
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package のインストール前手続きとして
iscript
を用います。
これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら
なんでも構いません。
これは package がインストールされる時に自動的に起動されます。
その際、package 名が第 1 引数として渡されます。
注:
-I
オプションが指定されない場合、
本スクリプトは当該 package の
pre-install および post-install の両方のスクリプトとして動作します。
package 名の後にキーワード
PRE-INSTALL
および
POST-INSTALL
をそれぞれ渡すことにより、機能を切り替えることになります。
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-I piscript
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package のインストール後手続きとして
piscript
を用います。
これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら
なんでも構いません。
これは package がインストールされる時に自動的に起動されます。
その際、package 名が第 1 引数として渡されます。
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-C conflicts
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初期の package 衝突リストとして
conflicts
を用います。
これは、空白で区切った package 名のリストとみなされ、
packing list 中で複数の
@conflicts
ディレクティブを指定する手っ取り早い方法でもあります
(後述の
PACKING LIST 詳細
節を参照してください)。
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-P pkgs
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初期の package 依存リストとして
pkgs
を用います。
これは空白で区切られた package の名前となります。
また、packing list (後述の
PACKING LIST 詳細
セクションを参照)
内の複数の
@pkgdep
ディレクティブを指定する手っ取り早い方法でもあります。
pkgs
リストの各引数は
pkgname[:pkgorigin]
という書式です。
省略可能な
pkgorigin
要素は、リストからの各依存の起源を表し、
pkgname
と共に
@comment
ディレクティブを使用して packing list 中に記録されます。
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-p prefix
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package のファイルを選択する際に
"基準"
となる初期ディレクトリとして
prefix
を用います。
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-k dscript
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package のアンインストール手続きとして
dscript
を用います。
これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら
なんでも構いません。
これは package がアンインストールされる時に自動的に起動されます。
その際、package 名が第 1 引数として渡されます。
注:
-K
オプションが指定されない場合、
本スクリプトは当該 package の
de-install および post-deinstall の両方のスクリプトとして動作します。
package 名とともにキーワード
DEINSTALL
および
POST-DEINSTALL
をそれぞれ渡すことにより、機能を切り替えることになります。
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-K pdscript
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package のアンインストール後手続きとして
pdscript
を用います。
これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら
なんでも構いません。
これは package がアンインストールされる時に自動的に起動されます。
その際、package 名が第 1 引数として渡されます。
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-r rscript
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package の
"requirements"
手続きとして
rscript
を用います。
これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら
なんでも構いません。
これはインストール時、アンインストール時に自動的に起動され、
インストール、アンインストールを継続するべきかどうかを決定するのに
用いられます。
インストールとアンインストールを区別するために、キーワード
INSTALL
と
DEINSTALL
がそれぞれ、package 名と共に渡されます。
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-s srcdir
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package 作成中に
srcdir
は、
@cwd
の値に優先します。
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-S basedir
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package 作成の間、
basedir
がすべての
@cwd
の前に付けられます。
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-t template
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mktemp(3)
への入力として
template
を用います。
これはデフォルトでは
/tmp/instmp.XXXXXX
という文字列ですが、
/tmp
ディレクトリの容量が制限されているような状況では
変更する必要があるかもしれません。
mktemp(3)
が一意の ID を用いるために必要な `X' の文字をいくつか残しておく
ことを忘れないでください。
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-X excludefile
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最終的に package を作成する際に、
excludefile
を
tar
に
-exclude-from
引数として渡します。
このオプションを使うにあたっての詳しい情報は、
tar
のマニュアルページ (もしくは
--help
引数を付けて
tar
を実行) を参照してください。
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-D displayfile
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package をインストールした後にファイルを (連結して標準出力へ) 表示します。
「ほとんど free なソフトウェア」などにおいて、
法的な通知のようなものなどに便利でしょう。
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-m mtreefile
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package がインストールされる前に、mtreefile を入力として
mtree(8)
を実行します。mtree は
mtree
-u
-f
mtreefile
-d
-e
-p
prefix
として起動されます (ただし
prefix
は
@cwd
ディレクティブにより名付けられた最初のディレクトリの名前)。
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-o originpath
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originpath
を、
FreeBSD Ports Collection
中で package が作成された場所として記録します。
この書式は、
MASTERCATEGORY/PORTDIR
であるべきです。
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-j
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package の tarball を圧縮するために、
bzip2(1)
ユーティリティを
gzip(1)
の代りに使用します。
最終的なアーカイブの書式が、認識可能なサフィックスによって
pkg-filename
で明示的に指定されている場合、本オプションは無効であることに注意してください。
現在
pkg_create
は、次のサフィックスを認識します:
.tbz, .tgz, .tar
。
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-y
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互換性のための、
-j
の同義語です。
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-z
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package の tarball を圧縮するために、
gzip(1)
ユーティリティを使用します。
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-b pkg-name
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pkg-name
という名前でローカルにインストールされた package から、
package ファイルを作成します。
pkg-filename
が指定されない場合、最終的なアーカイブはカレントディレクトリに作成され、
pkg-name
に対して伸長用の適切なサフィックスが付いた名前となります。
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