総合手引 | セクション 1 | オプション |
rsh ユーティリティは、標準入力をリモートコマンドに対してコピーします。 また、リモートコマンドの標準出力を、 rsh の標準出力に、リモートコマンドの標準エラー出力を、 rsh の標準エラー出力にコピーします。 SIGINT, SIGQUIT, SIGTERM の各シグナルに関しては、 リモートコマンドに対して通知されます。 rsh は、リモートコマンドが正常終了した場合には正常終了します。本コマンドは、 以下のオプションが使用可能です。
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IPv4 アドレスのみを使用します。 | |
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IPv6 アドレスのみを使用します。 | |
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Kerberos による全てのユーザ認証を行いません。 | |
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rsh は setsockopt(2) を用いて、リモートホストとの通信に用いられる TCP ソケットのデバッグを有効にします。 | |
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rsh はリモートホストに対して krb_realmofhost(3) によって定義されるリモートホストの realm の代わりに、指定した realm を使用して、リモートホストに対してのアクセス許可を得ます。 | |
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リモートの username を指定可能です。 デフォルトでは、ローカルユーザ名とリモートホスト上のユーザ名は同じです。 ユーザ認証には rlogin(1) と同様の仕組みにより Kerberos によるユーザ認証機構が使われます。 | |
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rsh の入力を、特殊デバイス /dev/null にします( バグ の項を参照してください)。 | |
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すべてのデータ交換に DES による暗号化を有効にします。これを用いると レスポンスが著しく悪くなるかも知れません。 | |
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command が指定されない場合には、ユーザは rlogin(1) を用いてリモートホストにログインします。
クォートされていないシェルのメタキャラクタについては、ローカルマシン上 で解釈され、クォートされているメタキャラクタはリモートホスト上で解釈 されます。例えば、
rsh otherhost cat remotefile >> localfile
については、リモートマシン上のファイル remotefile を、ローカルマシン上のファイル localfile に追加します。一方
rsh otherhost cat remotefile amp;">>amp;" other_remotefile
については、リモートマシン上の remotefile を other_remotefile に追加します。
/etc/hosts
/etc/auth.conf | |
rsh を用いて、 rogue(6) や vi(1) のような会話的コマンドを実行することはできません。 代わりに rlogin(1) を使用してください。
SIGSTOP は、ローカルマシンの rsh プロセスを停止させるだけです。これはおそらく良くない動作です. しかし、これを直すことは、現時点では困難です。ここでその理由を説明す るにはあまりに複雑なので、理由については割愛します。
RSH (1) | June 6, 1993 |
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