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この文書は、読者がカーネルを構築できること、 カーネルの設定ファイルのなかでディスクと仮想デバイスを正しく設定できること、 ディスクパーティションを適切に切れることを前提としています。
'生の' ディスクパーティションは、結合 すべきではありません 。構成要素のパーティションとしては、FS_BSDFFS タイプ ( disklabel(8) では、タイプ "4.2BSD" と表示されます) のみ、カーネルは受け入れます。
ccd サポートをカーネルに組み込むには、 カーネルの設定ファイル中に次のような行を挿入する必要があります:
pseudo-device ccd 4 # concatenated disk devices
引数は、ブート時にメモリを割り当てる ccd の個数です。 この例では 4 を越える ccd は設定できません。
ccd は、直列に結合されているか、インタリーブされているかのいずれかです。 パーティションを直列に結合するには、 インタリーブファクタを 0 に設定します。
ccd を設定する、実行時に用いるユーティリティがあります。 詳細は ccdconfig(8) を参照してください。
構成要素となる全ディスクが同じジオメトリと大きさとなっていれば、 最適の速度が得られます。 最適のストライピング効果は、異った種類のディスクでは得られません。
ニュースサーバのように、ランダムアクセスを主とする作業では、 もっと大きなインタリーブファクタ (例えば 65,536) が望ましいです。 シークタイムによって制限されているアプリケーションの高速化には、 ccd はあまり効果が無いことに注意してください。 インタリーブファクタを大きくすることにより、 1 つのディレクトリまたはファイルの読み込みのために 2 つのディスクヘッドのシークが必要となる可能性を、 少なくとも減らしはします。
単一ディスクの ccd はオリジナルのパーティションと同じではないことに注意してください。 これは特に、2 個のディスクでミラーされた ccd 上にファイルシステムがあって片方のディスクが不良になったとすると、 残りのパーティションをマウントしてそのまま使うことはできないことを意味します。 この場合、単一ディスクの ccd として使う必要があります。
NetBSD | CCD (4) | August 9, 1995 |
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