fsinfo
は、システム設定ファイルを読み込んで、
amd(8),
mount(8),
mountd(8)
の管理情報 (設定ファイル) を生成します。
次のオプションを使用可能です:
-a autodir
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自動マウンタのマウントポイントのディレクトリ名を指定します。
デフォルトは
/a
です。
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-b bootparams_prefix
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bootparams
ファイルのプレフィックスを指定します。
指定しないと、このファイルは生成されません。
このファイルは、対象マシン用に構成され、
bootparams_prefix
文字列が前に付く
bootparams
という名前のファイルに置かれます。
生成されたファイルは、
対象マシンから起動可能なディスクレスクライアントを記述した
エントリのリストです。
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-d dumpsets_prefix
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dumpsets
ファイルのプレフィックスを指定します。
指定しないと、ファイルは生成されません。
このファイルは対象マシン用であり、
dumpsets_prefix
文字列が前に付く
dumpsets
という名前のファイルに置かれます。
このファイルは
Imperial College
のローカルバックアップシステムに使用されます。
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-e exports_prefix
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exports
ファイルのプレフィックスを定義します。
指定しないと、このファイルは生成されません。
設定ファイルでディスクを持つものとして定義される各マシンに対して、
exports
ファイルが構築され、マシン名の前に
exports_prefix
文字列を付けた名前が与えられます。
マシンがディスクレスとして定義される場合、
このマシンに対してはファイルは生成されません。
これらのファイルは、そのマシン上のディレクトリで、
クライアントに対してエクスポートするものに関するエントリを含みます。
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-f fstabs_prefix
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fstab
ファイルのプレフィックスを定義します。
このプレフィックスが定義された場合のみ、このファイルが生成されます。
設定ファイル中で定義される各マシンに対し、
fstab
ファイルを生成し、マシン名の前に
fstabs_prefix
文字列を付けた名前を与えます。
これらのファイルは、
ブート時にマウントするファイルシステムとパーティションに関するエントリを
含みます。
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-h hostname
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処理対象マシンのホスト名を定義します。
指定しないと、
gethostname(3)
が返すローカルマシン名になります。
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-m automounts_prefix
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自動マウンタファイルのプレフィックスを定義します。
このオプションを指定した場合のみ、マップが生成されます。
設定ファイルで定義されるネットワーク用のマウントマップは、
各マップの名前の前に
automounts_prefix
文字列を付けた名前のファイルに置きます。
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-q
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静かなモードを選択します。
生成されたエラーメッセージだけが表示されます。
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-v
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冗長モードを選択します。
これが有効になると、より多くのメッセージが表示され、
意味解析フェーズ実行時に発見したすべての情報を表示します。
各冗長メッセージは標準出力に出力される際、文字 `#' で開始します。
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-D
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name[=string]
設定ファイルを読み込むときのプリプロセッサ用に、シンボル
name
を定義します。
#define
ディレクティブと等価です。
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-I dir
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このオプションは、設定ファイルのためにプリプロセッサに渡されます。
インクルードファイルを探すディレクトリを指定します。
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-U name
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シンボル
name
の初期定義を除去します。
-D
オプションの逆です。
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config
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1 個以上の設定ファイルを
fsinfo
の入力として渡します。
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fsinfo
コマンドの詳細は、
Amd - The 4.4BSD Automounter
と
info(1)
の
amd
セクションに記述されています。